信州アクセラレーションプログラムの支援対象企業を募集します!!(2024年度下期)
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長野県では、次世代産業を担う企業の創出を図るため、創業後間もない企業や第二創業期の企業を対象に短期間のアクセラレーションプログラム(集中的伴走支援)を行います。
短期間で大きな成長を望む起業家の皆様、是非ともご応募ください!!
■支援内容
支援対象企業に対し、以下の支援プログラムを提供します。
・ 月2~3回程度、面談支援/研修など(オンライン含む)
・ 月1回程度の外部メンターによるメンタリング(企業・VC・メディア・
専門家・先輩起業家・その他創業支援機関)
・ 成果報告会でのプレゼンテーション及びマッチング機会の提供
■応募資格
(1)創業者・経営者ご自身が起業家であること。
(2)長野県内に本社または主要な拠点を置く企業等であること。
(3)創業後概ね5年以内であること。
(第二創業や既存企業の新規事業も対象)
(4)有望なアイデアや戦略、またはアイデアの種を持つこと。
https://www.pref.nagano.lg.jp/…/sogyo/acceleration.html
■募集期間
令和6年11月7日 (木) 締切り
※11月中に書類審査及び面談審査を実施し、支援対象企業等を決定します。
■応募方法
長野県公式HPの応募書類をダウンロードの上、下記の信州スタートアップステーション運営事務局メールアドレスまで必要書類を提出ください。お問い合わせ等は、メール・Facebookでご連絡ください。
有限責任監査法人トーマツ 長野事務所
メール:shinshuss@tohmatsu.co.jp
市町村と繋がるピッチイベント「脱炭素ソリューションマッチング」への登壇企業を募集します!
県内全エリア
ゼロカーボン社会共創プラットフォーム「くらしふと信州」では、県内市町村と民間企業とのネットワーキングを目的として、ピッチイベントを開催します。
この度、登壇し、市町村とのビジネスの拡大を希望する企業を募集しますので、ぜひご応募ください!
【ピッチイベント(予定)】
日時:令和6年11月14日(木)午後(詳細な時間は後日お知らせします。)
場所:くらしふと信州(長野市問御所町1250-1)
定員:会場20名程度、オンライン無制限
【募集内容】
以下テーマについて、具体的な脱炭素ソリューションなどを市町村に提案できる企業を募集します。
(1)ソーラーカーポート
(2)PPA
(3)蓄電池
(4)EV
(5)J-クレジット
(6)その他、市町村との共創により実施したい取組
応募〆切:令和6年10月18日(金)
徐々に社会に出ていく、働きはじめについて
県内全エリア
こんにちは!SSSWのコーディネーターをしている九里です◎
長野県の女性の創業・起業支援(Shinshu Startup Station Women:SSSW)は、
2023年度から始まり、個別相談員/メンターとしても2年目となります。
合同会社キキという会社を共同創業者と数人のスタッフと営んでいます。
個人と社会、こうありたいと思う日常を自らの手でつくりだすことが出来るよう仕組みや場所を整える会社として、#暮らし #学び #はたらくをテーマに、長野県内にて、さまざまな事業をおこなっています。
私たちは学生起業ということもあり、若い世代の「起業」「プロジェクト」の相談を受けることもありますし、これからキャリアを積んでいく若者、そこと繋がっていきたい地域の企業や個人からご相談を受けることが多くあります。
今回はそんな相談の一つとして、ずっと関わっていた矢野叶羽さんからお話をお聞きし、新しいキャリアの作り方だなと感じたので、皆さんにお伝えするコラムをと。
・
矢野さんは、長野県立大学グローバルマネジメント学部4年生。
長野市を拠点に高大生・若者向けの「まなび対話コーディネーター」として場づくりの仕事をしています。
そんな彼女に、大学生と活動、働くことについてお話を聞いてみました。
まずは、最近お金という対価をもらいながら活動するようになっての感想を聞いてみました。
「働いているなあと感じます。お金をもらっていることも、もらってないことも、自然とお仕事と言うようになりました。バイトとも感覚が違います。」
「働いているというようになったのは、私に頼まれているという責任をもつ感覚になったから。」
とお話をしてくれました。「活動」から、「働く」に徐々にシフトをしている感覚のようです。
生き方・働き方を考えた時に、「自分のできる、やりたいことで働いていけるってかっこいいと感じていたこと」、「自分の住むまちで働きたいと思ったこと」と考えた時に、大学を卒業して、すぐにぽんっと社会にでてフリーランスや事業主として生きる自信はなかったから、徐々に社会というものに仕事をする人として出てみたんです、と図を交えながらお話をしてくれました。
社会に出ること/働くことは、学校で学んでいるときと途轍もなく乖離があると感じている人も多いはずです。
でも、そんなに大きく飛ばなくても、徐々に社会に出ていくことで、自分の目指したい姿に近づいていけるのではないか、と矢野さんのお話を聞いていて感じました。
もっともっと自然に「働くこと」に溶け込む選択肢を作ることで、社会全体で若い人たちや、これからもっと働きたい方々を包み込み、一緒に社会を作っていけるかもしれません。
自分の ”興味・体験” からビジネスを作り出すスタートアップ入門講座
長野市
NAGANO STARTUP STUDIO 起業クラブとは
NAGANO STARTUP STUDIO が提供する、まだビジネスアイデアがない方でも参加できる起業準備プログラムです。アイデア作り、メンバー募集、ビジネスモデル構築など、起業準備に必要なプロセスを体験できる内容となっています。
10月から、自分の “興味・体験” に基づく価値観からビジネスを作り出すスタートアップ入門講座を開講します!
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スタートアップ入門講座の特徴
自分の “興味・体験” からビジネスを作り出すスタートアップ入門講座 は、興味・体験から導き出される価値観と、新規事業創出のノウハウを融合させた起業を目指す方のための学びの場です。
ゼロからスタートアップを立ち上げるプロセスの中で、情熱や解決したい課題に向き合いながら、自分らしいユニークなビジネスを見つけましょう!また、コミュニティ内では、すでに事業を推進している先輩起業家から実践的な知識を得られ、他の参加メンバーと共に事業を進めることも可能です。
ぜひ、この講座とコミュニティを通じて、自分自身のビジネスを形にする一歩を踏み出しましょう!
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※詳細はリンクもしくは添付のチラシをご参照ください
※無料の個別オンライン説明を実施しております!
https://lit.link/nssoverview
デジタルリテラシー人材育成研修 キックオフセミナー
県内全エリア
長野県産業振興機構では、県内ものづくり企業が抱える生産性向上や人材不足等の課題を解決するため、デジタル知識を活用して実際の企業の現場で課題の解決策を提示・実行できる人材を育成するための研修を開催します。デジタルツール等を活用して課題解決力の強化を目指すものづくり企業、支援機関、IT企業の皆様のご参加をお待ちしております。
長野だから乗り越えられた創業初期の壁。眼科に特化した人材サービスで医療現場の課題を解決【後編】先輩起業家インタビューvol.7
起業する。会社を立ち上げる。「創業」と一口にいっても、そのあり方は人それぞれ。同じ選択や道筋は一つとしてありません。魅力的な先輩起業家が数多く活躍している長野県。SHINKIの先輩起業家インタビューでは、創業者の思いやビジョン、創業の体験談や、本音を掘り下げます。
「人材系のビジネスは、在庫等を抱える必要がない無形商材のビジネスモデルなので、場所を選ばずに展開できます。そのため、初期の段階から家賃の高い東京にオフィスを構えるのは無駄だと考え、地元である長野で創業することにしました。」
そう語るのは、眼科に特化した情報メディア、就職/転職サービスを提供する株式会社Contactを立ち上げた依田龍之介(よだりゅうのすけ)さん。視能訓練士を目指し医療系の大学で学ぶ中で、医療現場の人材採用の課題を肌で感じ、起業を目指すように。ビジネスの新規性と可能性が評価され、2022年に創設された長野県の創業支援ファンド信州SSファンドの投資先第一号にも選ばれました。
本社はかつて祖父が暮らした軽井沢町の家に置き、現在は東京・下北沢のシェアオフィスとの2拠点で働く依田さん。インタビュー後編では、長野での創業を選んだ理由や、創業初期の課題、今後の展望について聞きました。
<お話を聞いた人>
株式会社Contact 代表取締役 依田龍之介さん
長野県出身。大学院修士課程修了。視能訓練士。大学院在学中に研究・学会発表を行いながら、3歳児健診での弱視見逃し防止に関する事業で経産省が主催するジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト等に登壇。その後、医療系ITスタートアップに参画。2022年株式会社Contact設立。
創業コストを下げるため、東京から地元の長野にUターン
――インタビュー前編では、思い立ったその日に登記を済ませたとお話がありましたが、長野での起業を選んだのはどうしてですか?
結論から言わせていただくと、初期コストを下げたかったからです。人材系のビジネスは、在庫等を抱える必要がない無形商材のビジネスモデルなので、場所を選ばずに展開できます。そのため、初期の段階から家賃の高い東京にオフィスを構えるのは無駄だと考え、地元である長野で創業することにしました。
まずは登記を済ませてから、長野での創業支援やサポートを探しました。その中で、信州スタートアップステーション(以下、SSS)を見つけました。
――SSSでは、具体的にどのような支援を受けましたか?
一番最初にSSSに相談に行った際は、そもそも視能訓練士とは何かというお話から、慢性的な眼科の人材不足など、医療現場の課題や現状の説明をさせていただきました。そこから、どんな事業なら課題解決が実現できるのかの壁打ちをすると共に、実現のために必要な資金量と調達手段についても相談にのっていただきました。
――開業にあたって資金調達はどのように行いましたか?
「眼科に特化した就職/転職サービス」というのは、あまり一般的でないサービスだったこともあり、当初見積もった事業資金規模に対し、既存の金融機関から十分な融資を受けるのが難しい状況でした。
人材サービスというのは、実は免許事業で、創業にあたって厚生労働省から「有料職業紹介免許」という免許の交付を受けないといけないんです。そのためには約500万円の純資産が必要で。
――まだ事業が始まっていないうちから、それだけの金額を準備する壁は大きいですね。
はい。僕は当時まだ大学院生でしたし、創業のための初期費用で貯金をほとんど使い切ってしまっていたので、500万円という金額は自分では到底用意できないものでした。さらに、銀行の融資を受けられたとしても、融資は会計上は純資産にカウントされないため、免許取得には不十分だったんです。
資金調達の壁に当たるも、長野県の創業支援ファンド第一号に
――その課題はどのように解決したのですか?
本当に運が良く、僕が起業したちょうど数ヶ月後にSSSが創業支援のファンド「信州スタートアップ・承継支援ファンド」を創設したんです。ファンドからの出資であれば純資産扱いになり、免許の取得をすることができます。
SSS側から「こんなファンドがあるんですがどうですか?」とご提案いただき、早速手続きをすすめ、無事に投資先第一号にお選びいただけました。その後、2022年の6月には視能訓練士の働き方などの記事を配信するサイト「Contactメディア」を立ち上げ、免許取得後に眼科に特化した求人プラットフォーム、「Contactキャリア」をスタートさせました。サービス開始から約一カ月で、関東を中心に約20の医療機関の求人を受け付け、視能訓練士は約130人の登録がありました。
――いざサービスを立ち上げて、実際に軌道に乗り始めるまではどれくらいの時間がかかりましたか?
初期の頃はとにかく大変でしたね。事業が安定するまでは思っていたよりも時間がかかりました。一年ほどはとにかく毎日必死に目の前のことに向き合っていたと思います。
――軌道に乗るまでの時間は、どうやって乗り越えられましたか?
正直、今となってはあんまり覚えていないんです。全てのあらゆることを試し、少しでも可能性のあるものにはアクションをかけ、「あ、これだ」という手応えがあるものを手繰り寄せてつないでいったらやっと軌道に乗った、という体感です。
――以前SSSの相談員の方にインタビューした際に、成功する創業者の共通点は「何度もトライできるへこたれない人」というお話がありました。
もちろん、どちらかと言ったらつらかったですよ。でも、「起業をする」というのは自分で選んで自分で始めたことですから。僕は漫画の「進撃の巨人」が好きなのですが、漫画に出てくる「お前が始めた物語だろ!」というセリフで自分を鼓舞していました。
初期コストが抑えられる長野での創業。迷っている人はぜひ挑戦を
――改めて振り返っても、創業初期の場に長野を選んだのはいい選択だったと感じますか?
はい。何が一番良かったかというと、資金調達のハードルが低かったことです。長野には、県の創業窓口であるSSSがあります。そこで事業の可能性を感じてもらうことができれば、県内の金融機関等におつなぎいただけるというのは、新規創業者にとってとても心強かったです。
SSSを介さず、僕個人で金融機関をノックして融資の相談に行ったこともありましたが、当時の僕はまだ学生でしたし、事業としての実績もなかったため、門前払いされてしまうこともありました。ですが、「県のお墨付き」として、SSSの担当の方から「こんな起業家がいるんです」と紹介していただくと、最初の話を聞いていただく入り口がまったく違うんです。ドアが開いた感覚がありました。
――県の窓口があることで、信頼感が得られたと。
それから、東京とのアクセスの良さも大きな利点です。人材サービスというのはどこにいても展開できるビジネスモデルとはいえ、お客さんは東京の方が多いですし、支援してくださっている投資家や、起業家仲間も東京に多くいます。その点、軽井沢駅から東京までは新幹線で1時間弱で行けるので、東京でランチミーティングをして、夕方には家に帰ってくることができる。
もちろん交通費は多少かかりますが、東京で家もオフィスもかりるとなったらとんでもない額の費用が必要です。それならば、普段は軽井沢に篭って、必要なときにパッと東京に行く生活の方がよかったですね。現在、東京にもオフィスを置いているのは、創業当初よりも東京での仕事の機会が増えたからです。拠点を移したというよりは、二拠点を続けつつ、東京に比重を置いているという状態ですね。
――依田さんが今後挑戦していきたいことはありますか?
「医療分野の採用課題を解決する」という事業のコアは今後も変わりません。次のアクションとしては、大手の人材企業と事業提携をしていくことを目指しています。僕はどちらかというとゼロイチの人間なんです。アイデアを元に事業を立ち上げることが得意で、一から十に事業を成長させていくフェーズは、もっとその分野が得意な方にバトンタッチしていきたい。
なんとか、事業の仕組み自体は出来上がってきたので、ここからより大きく事業を成長させてくれる仲間と組んで、さらにサービスを大きく展開していきたいです。「Contactキャリア」は眼科医に特化した採用プラットフォームですが、ゆくゆくは眼科以外の職種にも展開していけたらと思っています。
――最後に、長野県での創業を考えている方向けのメッセージをお願いします。
商材を持たず、場所を選ばないビジネス展開を考えている方であれば、長野県での創業は本当におすすめです。僕は、長野県で創業して良かったと思っています。迷っている方には、ぜひ挑戦してほしいですね。
株式会社Contact https://corp.contact.ne.jp/
Contactキャリア https://contact.ne.jp/
長野だから乗り越えられた創業初期の壁。眼科に特化した人材サービスで医療現場の課題を解決【前編】先輩起業家インタビューvol.7
起業する。会社を立ち上げる。「創業」と一口にいっても、そのあり方は人それぞれ。同じ選択や道筋は一つとしてありません。魅力的な先輩起業家が数多く活躍している長野県。SHINKIの先輩起業家インタビューでは、創業者の思いやビジョン、創業の体験談や、本音を掘り下げます。
「医療系というのは、離職率が高い職種だと言われているのですが、そもそも就職の時点でミスマッチが起きているゆえに離職率が高いのではないかと考えたんです。それならば、この業界の採用や就職の仕方を変えることができたらとビジネスの方向性が見えてきました。」
そう語るのは、眼科に特化した人材サービス「Contactキャリア」を立ち上げた、株式会社Contact代表取締役の依田龍之介(よだりゅうのすけ)さん。
学生時代、眼科医に関する動画に心を動かされたことから、目の検査の専門家である視能訓練士の国家資格を取るため、帝京大学医療技術学部に進んだ依田さん。コロナ禍をきっかけに「IT×医療」の可能性に関心を持つようになります。
インタビュー前編では、医療分野に興味を持つようになったきっかけや、学生時代に感じた医療現場の課題、ビジネスの方向性が定まっていくまでのストーリーを聞きました。
<お話を聞いた人>
株式会社Contact 代表取締役 依田龍之介さん
長野県出身。大学院修士課程修了。視能訓練士。大学院在学中に研究・学会発表を行いながら、3歳児健診での弱視見逃し防止に関する事業で経産省が主催するジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト等に登壇。その後、医療系ITスタートアップに参画。2022年株式会社Contact設立。
眼科に特化した求人プラットフォーム「Contactキャリア」で採用ミスマッチを防ぐ
――まずはじめに、株式会社Contactの事業内容について教えてください。
株式会社Contactは、眼科に特化した就職/転職サービス「Contactキャリア」を開発・運営しています。「Contactキャリア」は、視能訓練士を採用したい医療機関と、就職・転職を考えている視能訓練士をつなぐサービスです。
また、眼科メディカルスタッフ(視能訓練士、 看護師、 医療事務、 眼科医等)に特化した情報を発信するオウンドメディア「Contactメディア」も運営しています。現場に即した正確な情報を提供するため、弊社専属の視能訓練士ライターによって記事が執筆されており、開設以来累計640000PVを突破しています。
――視能訓練士とは?
視能訓練士とは、眼科専門の検査技師です。医療業界は全体的に人材が不足していると言われているのですが、中でも視能訓練士は採用ニーズが高まっています。
一方で、視能訓練士の資格を持っていても、インターネット等で閲覧できる医療機関の求人情報が乏しく就職が困難になったり、採用のミスマッチが起きて短期離職につながったりという課題があります。株式会社Contactは、その課題を改善することで、視能訓練士をはじめとする眼科メディカルスタッフが勤務先に満足して働ける社会を目指しています。
――医療分野の中でも、依田さんが視能訓練士に興味を持ったのはどうしてですか?
高校生の頃から、医療系の分野に興味がありました。進路について考える中で、YouTubeである動画を観たんです。その動画は、色覚障害で色が認識できない方が、色覚矯正の眼鏡をかけて見える色鮮やかな世界に感動するというもので。少しミーハーですが、そこから「目って大事だな、眼科っていいな」と思うようになり、視能訓練士の資格が取れる大学に進学しました。
コロナ禍により見えてきた、「医療×IT×ビジネス」の可能性
――自分自身が視能訓練士として働くのではなく、視能訓練士のためのビジネス立ち上げを目指すようになったのはどうしてですか?
医療者でありながらビジネスの方向へ進み始めた一番最初のきっかけはコロナ禍でした。大学入学当初は、国家資格を取るために勉強していたのですが、コロナが始まってから実習が全て中止になってしまったんです。
「これからの医療はどうなっていくんだろう?」と立ち止まった時、「ITを使って何か医療を発展させることができないだろうか」と考え、行動し始めました。
――今後の医療がどうなるのか不安を感じたということですか?
不安というより、むしろ「眼科はオンライン診療やITと相性がいいのでは?」と可能性を感じたんです。
実習こそ中止になりましたが、眼科はコロナ禍前からIT化が進んでいたんです。眼科というのは、医療分野の中でも特に小さい「眼球」を扱います。たとえば、皮膚科の診療の場合は直接先生が患部を見る場合が多いと思うのですが、眼科の診療の場合は機械で眼の写真や動画を撮り、そのデータをもとに診察を行います。そのため、遠隔の診療になったとしても対面の診療とあまり変わらなかったんです。
――なるほど。そこから「眼科×IT×ビジネス」の可能性について考え始めたのですね。
とはいえ、ビジネスについての知識や経験はまだ無かったので、まずは医療系のIT企業でインターンシップを始めました。その中で、自分なりに「医療×IT×ビジネス」でできることを模索しました。現在の事業内容とは異なりますが、経産省が主催するジャパン・ヘルスケアビジネスコンテストで、スマホを使って子供の弱視を早期発見する事業について登壇したこともあります。
そうして動く中で、「ビジネスはあくまで課題解決の手段であるため、コアとなる課題を見つけないといけない」と感じるようになりました。そこで目をつけたのが、医療業界の人材不足でした。
医療現場の採用課題を解決したい。「今日起業しよう」と思い立った日にまずは登記を済ませた
――医療系の人材不足というのは、ご自身が医療系の大学で学ぶ中で身近に感じていた課題だったのでしょうか。
そうですね。僕自身は、大学卒業後に大学院に進学し、IT企業でのインターンを行った後に起業したので、いわゆる就活自体はしたことがありませんでした。ですが、学部時代の友人たちの就活の話を聞いていたら、就活のあり方の課題が見えてきたんです。
たとえば、一般的な大学生の場合は、大学三年生から就活をはじめ、四年生になる頃には内定が出ていますよね。でも、僕の大学の友人の中には、卒業の一ヶ月前から就活を始める人がたくさんいたんです。
――それはかなりギリギリですね。
そうなんです。視能訓練士は人材が全く足りていないので、それくらいから就職活動をしても仕事自体は見つかります。しかし、相性や条件がわからないままに入職してしまうので、就職後にミスマッチが起き、すぐに離職してしまう。
転職しようとしても、医療機関から出ている求人情報は内容が乏しく、給与や働き方など知りたい情報が得にくいとみんな悩んでいて。人材が足りていない業界で、せっかく国家資格を保持しているのに就職活動がうまくいかない。これは大きな課題だと感じました。
医療系というのは、離職率が高い職種だと言われているのですが、そもそも就職の時点でミスマッチが起きているゆえに離職率が高いのではないかと考えたんです。それならば、この業界の採用や就職の仕方を変えることができたらと「医療×IT×人材」というビジネスの方向性が見えてきました。
――起業を考え始めてから誰かに相談はされましたか?
起業を考え始めた初期の頃から、当時インターンしていた先の代表や、周りの知り合いには初期の頃から「医療×IT×人材」のビジネスがしたいという話をしていました。医療分野は課題が深く、課題が深いということはビジネスに転換しやすい。そのため、「なかなかいいところを突こうとしているね」と好意的な反応をいただけたと記憶しています。
――アイデアが固まってきてから、起業に至るまではどんなステップを踏みましたか?
「医療×IT×人材」でビジネスをすると決めたのが2022年の年始で、年始休み開けの1月5日ごろに司法書士の方に「起業の手続きがしたい」と連絡を入れ登記しました。「今日起業しよう」と思ったタイミングで、衝動的に動いてしまいましたね。当時はまだ大学院一年目でしたが、起業自体はそんなにハードルがなく、登記後に「さてここからどうしよう」と具体的に考え始めました。
インタビュー後編では、長野県で創業することのメリット、創業初期の課題や、これからの展望について聞きました。
株式会社Contact https://corp.contact.ne.jp/
Contactキャリア https://contact.ne.jp/
「ふつうの人」のままでも楽しく生きられる。自分らしい暮らし方・働き方を選ぶには? 先輩起業家インタビューvol.6
起業する。会社を立ち上げる。「創業」と一口にいっても、そのあり方は人それぞれ。同じ選択や道筋は一つとしてありません。魅力的な先輩起業家が数多く活躍している長野県。SHINKIの先輩起業家インタビューでは、創業者の思いやビジョン、創業の体験談や、本音を掘り下げます。
「学生時代、どれだけいろんなプロジェクトに関わっていても、自分はあくまで『お手伝いさん』的なポジションでした。『このままじゃここにいられない、自分で何かを立ち上げないと』という漠然とした不安があって」
そう語るのは、長野県立大学在学中に大学の友人と二人で合同会社キキを立ち上げた九里美綺(くのりみき)さん。高校時代は公務員志望だったという美綺さんは、将来のためにさまざまな地域のプロジェクトに関わるうちに、自分の手でプロジェクトを担いたいという気持ちが湧いてきたと振り返ります。
地域の大人たちと出会う中で起きた変化や、創業前に抱えていた不安、これからの展望について聞きました。
<お話を聞いた人>
合同会社キキ 九里美綺さん
長野県松本市出身。長野県立大学グローバルマネジメント学部卒。同大学院ソーシャルイノベーション研究科に在学中。これからの地域や店、場が「らしく」続いていくための仕組みやその周辺の物事が関心領域。こうありたい日常を自らの手でつくり出すための会社「合同会社キキ」共同創業者。
▷合同会社キキ立ち上げのインタビューはこちら
小さくてもいいから、自分でできることをやってみる
――現在、キキの中で美綺さんが担当しているプロジェクトについて教えてください。
キキの共同創業者である川向と私に共通しているのは、フィロソフィーにも掲げている「こうありたい日常を自らの手で作り出す」という思いです。川向は教育分野や学びを軸にアプローチを得意としている一方で、私はどちらかというと「学校の外に関係性を作る」「小さくてもいいから自分でできることをやってみる」という部分を大事にしています。
たとえば、私が担当している「みらいハ!ッケンプロジェクト」は、長野市が行う事業で、子どもたちの体験学習の機会を増やすことを目指しています。初年度の2023年は、長野市に住民票を置く全小中学生に一人一万円分の体験クーポンを、2024年度は一人三万円分のクーポンを配布し、子どもたちに体験の機会を届けています。
事業の受託事業者である公益財団法人チャンス・フォー・チルドレンさんと、私を含め5名の地域コーディネーターと活動しています。ただクーポンを配るだけではなく、クーポンを使える先を開拓したり、配るだけでは使いづらい方のサポートをするような役割です。その中で、私は地域企業や学生など、多様な人々がもっと子どもたちに体験を提供できるようなお手伝いと、気軽にクーポンを使えるようなイベントの組み立てを行いました。
――「地域コーディネーター」という仕事があるのですね。
自分で名乗っているわけではないのですが、「子どもや若者の声」を聴きながら地域の体験活動や学びの機会、話し合いの場を作るコーディネートをする役割の仕事が多いです。
先ほどお話した「みらいハ!ッケンプロジェクト」のほかにも、今年度は上伊那農業高校のGLコースの授業のサポートを伊那市に住む方と一緒に行いました。
上伊那農業高校は、卒業後に大学や専門学校に進学する生徒もいれば、そのまま就職を選ぶ生徒もいます。そのため、「もっと学生のうちから世の中や地域のことを知ってほしい、地域と接点を作る授業を行いたい」とご相談をいただきました。生徒の皆さんの好きなこと、やってみたいことを聞いてみたところ、カフェの形であれば全て実現できるかもとアイデアが固まってきたので、学生や地域の大人たちと一緒に準備を進めてきました。
――美綺さんは、「子どもや若者と地域の接点をつくる」、「好きなことや得意なこと、学びたいことを見つける機会をつくる」という二つの軸でプロジェクトに取り組んでいるのですね。
子どもたちや若い人たちにとって、家族や学校の中だけではない関係性があれば、居やすい場所を見つけることができる可能性が増えて、少し生きやすくなるかもしれないしですし、もっと広く可能性を考えられるようになり「将来やってみたいこと」の想像の幅も少し広がるかもしれません。「何かを大きく変えていく」というよりも、関係性を自然と増やしていく中で、可能性や選択肢を広げることが好きですね。
また、地域の企業や大人の中には、「子供や若者のために何かをやりたいな」と思ってるけれど、アプローチがわからない、という人がいるように感じます。
たとえば、「みらいハッ!ケンプロジェクト」では、「申し込みが複雑だから、もっとたくさんの子どもに教えたいけれど少し面倒…」と悩んでいる方達に、参加が簡単なマルシェ形式でイベントを作り、たくさんの子ども達がさまざまな大人に教わる機会づくりをしました。
また、その中で、直接参加は難しかった地域企業の余っている資材をもらい、それを自由に工作で使えるコーナーなども設置する仕掛けをしました。そんな風に、地域の中でゆるやかな関係性を増やす取り組みをこれからも行っていきたいです。
地域の大人たちに関わる中で生まれた「自分の居場所を作りたい」という思い
――美綺さんは長野県立大学在学中に起業を経験されていますが、もともと起業したいという意欲があったのでしょうか。
いえ、大学入学当時は、地元の松本市役所で働きたいと思っていました。高校生の頃から学外のプロジェクト活動を行なっていたわけではありませんし、大学に入学してしばらくはいわゆる「ふつうの大学生活」を楽しんでいました。
でも、進路について周りの人と話す中で、「将来は市役所に入って、地域でイベントを企画する仕事がしたい」と話したら、「学生のうちに何かアピールできる活動をしておいた方がいいんじゃないか」と言われたんです。そこから、学外でのプロジェクト活動に参加してみるようになりました。
――なるほど、当時はあくまで公務員になるための実績づくりに。
はい。私の地元の松本では、「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」など、市が取り組んでいるイベントがいくつかあったんです。高校生の頃、生徒会役員として活動していたのが楽しかったので、そんな仕事ができたらいいなぁと。
――実際にプロジェクトに参加する中で、どんなことを感じましたか?
それまでは、大人といえば「仕事が大変」「会社に行くのがしんどい」みたいなイメージがありました。でも、地域でプロジェクトに取り組む大人たちはみんな楽しそうに働いていたんです。
特に、大学一年生の終わり頃に塩尻市のシビック・イノベーション拠点「スナバ」で、フリーランスとして働いている人や、起業家の人たちと出会い、「こんな働き方があるんだ」と驚いたのを覚えています。
そうしていろんな大人たちと出会う中で、「自分も仲間に入りたい」と感じるようになりました。そのためには、自分も何かを立ち上げて「私はこんなことをしています」と話せるようになったほうが良さそうだなと。当時、どれだけいろんなプロジェクトに関わっていても、自分はまだ学生だったので、あくまで「お手伝いさん」的なポジションでした。「このままでは、いずれ自分の居場所がなくなってしまう」と漠然とした不安があったんです。
――そこからキキの立ち上げにつながっていくのですね。
キキを立ち上げたのは、コロナの影響が大きいです。学外のいろいろなプロジェクトに関わり始めた頃にコロナが流行り出して、大学の授業もリモートになり、誰にも会えない出られない日が続きました。
気分が塞ぎ込んでしまって、「もう大学をやめようかな」と周りにこぼしていたら、県立図書館のプロジェクトで関わりがあった、前館長の平賀さんに声をかけていただいて、しばらく伊那に滞在したんです。
そこで、平賀さんご夫妻と焚き火だったり、夕飯を囲みながら「誰かと暮らすって大事だよね」「シェアハウス的な取り組みをしてみたい」と話しをしました。話した時点では「できたらいいな」くらいの気持ちだったのですが、平賀さんがその話をfacebookに投稿し、投稿を見た川向が連絡をくれたんです。そこから一気にキキが動き出しました。
人との出会いを通して「自分の選択肢」を見つけてほしい
――何気ない雑談が、起業のきっかけに。まさに、最初にお話があった、「学校の外に関係性を作る」「小さくてもいいから自分でできることをやってみる」ことから、キキの事業が生まれていったのですね。
多分、私は人より「ここにいていいんだろうか」と考えてしまうんだと思うんです。だから、「自分のプロジェクトを立ち上げたい」というのも、ポジティブな意味というよりは「自分の立ち位置を確立しなければ」という漠然とした不安が原動力でした。
――キキを立ち上げて三年が経ちますが、「自分の立ち位置を確立しなければ」という不安は解消されましたか?
当時とはまた違う形ですが、最近結婚をして、9月末から産休に入るので、「休んだあとに戻れる場所はあるのだろうか」と不安になることはあります。
でも一方で、経営者というのは、自分が頑張ればその分しっかり休める立場でもあるのではないかと。子どもが生まれてからも、子どもを預けてフルタイムで朝から晩まで働くというよりは、やり方次第では子どもと過ごす時間も作りやすいでしょうし、もうすこし緩やかに暮らせるだろうなという気もしているんです。
――産休後は、どんな働き方を考えていますか?
産休後は、子供を保育園に預けて少しずつ仕事に復帰していく予定です。これからも、これまでキキや個人で取り組んできたような仕事を続けたい。でも、今はまだクライアントありきの委託の事業も多いので、自分の軸足となる事業がやりたくて。
そこで、今後は伊那市にホテルを立ち上げることを計画しています。23歳で出産するという、人より少し早い選択肢を取ったのは、これから本格的にホテル事業をしたいからなんです。いざ事業が動き出したら、長期の産休を取ることは難しくなるかもしれません。今ならまだなんとかなるかもしれないと判断しました。
――なるほど。事業が走り出して数年目の今だからこそ、選べる選択肢だと。
出産をすることに対して、「これからもっとキャリアを積んでいくと思っていた」と言われることもあります。でも、私は、「出産や子育てをする=キャリアから降りる」ではないと思っていて。
積み木のように少しずつ積んできたキャリアが、出産によって崩れるのではなくて、まだ積み上げている途中だからこそ、少しお休みできるタイミングなんじゃないかと。それに、子どもができてから、「自分って、思っていたより欲張りさんなんだな」と思ったんです。
――「欲張り」というのは?
全部楽しくやりたいんです。起業してから約三年で、定期的な安定したお仕事が増えてきて、働き方や、働く場所を自分で選べるようになってきました。何かを諦めて子供を選ぶんじゃなくて、これまでのキャリアも暮らしも何も諦めずに、子供を選ぶことだってできるんじゃないかと。積むのを少しだけお休みしても、また積んでいけばいいよね、と思っています。
――これからの美綺さんのあり方が楽しみです。最後に、これから起業を考えている方へ向けたメッセージをお願いします。
無理にジャンプアップしようとしなくても、「ふつうの人」のままでも楽しく生きられるよ、と伝えたいです。私はかつて、「キラキラしていないと、特殊なキャリアは描けない」となんとなく思っていました。でも、そうじゃなくても、焦らなくても、ちゃんと社会に求められる人になることはできる。みんながみんな、「ザ・起業家」像みたいにならなくてもいいんです。
私自身、気軽に話せる立場のいろんな大人や学生が周りにたくさんいたおかげで、フリーランスや起業家的な生き方が自分の選択肢の一つになりました。「自分はふつうの人だから」と思っている人でも、ちゃんといろんな人と出会って話せば、「こうじゃなきゃいけない」という「べき論」から離れられるかもしれないなと思います。自分が選べる選択肢は、きっともっとたくさんある。これからも、キキの事業を通してみんなの「まだ見えていない選択肢」を一緒に見つけていける手助けをしていきたいなと思っています。
合同会社キキのホームページ https://kikiforest.jp/about
女性向け「起業に役立つITを活用した仕事術 〜ランチ会含む〜」
長野エリア
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■イベント概要
「ノーコードって何?」と疑問に思ったことはありませんか?
このイベントでは、起業している女性、起業を考えている女性、自分で業務用アプリを作れるようになりたい女性を対象に、IT技術を活用した仕事術を学ぶ機会を提供します。
■テーマ
「ノーコードってなんだろう? ~ノーコードを使ってアプリを作り、自分のスマホで動かしてみよう~」
■目的
ノーコードツールを使って簡単にアプリを作成し、そのアプリを業務に活用することで、自分の事業にどのように役立つかを学びます。
■目標
参加者全員が簡単なモバイルアプリを作成し、自分のスマホで動かす体験を通じて、IT技術の活用法を理解します。
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■プログラム内容
ランチ・交流会 (13:00~13:45)
初対面同士でもリラックスできる場を提供し、意見交換が活発に行えるようサポートします。
ハンズオンセッション (14:00~15:00)
テーマ: モバイルアプリで業務の課題を解決する
内容:
ノーコードツールとは
アプリを使って業務の資料整理やアイデア整理
自作アプリの動作確認
講師によるアドバイス
ディスカッション (15:00~15:30)
自作したアプリをどのように業務に活用できるか、アイデアを共有し合います。
16:00 解散
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■ 講師紹介
松浦真弓氏
アステリア株式会社 社長付 地域創生エバンジェリスト
ノーコード技術を使って地域創生を支援するエバンジェリストとして、数多くの女性起業家をサポートしている松浦真弓氏を迎えます。
■ 参加について
参加費: 無料 (*別途:ランチ代実費(当日徴収)1500円〜2000円程度)
イベント定員:15名
申込締め切り:2024年9月30日(月)23時まで
持ち物:ノートパソコン
会場:アステリア株式会社軽井沢オフィス
〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉 字鳥井原3660-4
ドゥーラという仕事を生み出した経験から考える”母親”に寄り添う仕事、働き方
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信州スタートアップステーションウーマン(SSSW)は、起業・創業にハードルを感じている方や、事業アイディアのブラッシュアップしたい方など起業に関する相談をはじめ、仕事と家庭・子育てとのバランスで今後の働き方に悩んでいる方など、幅広く女性を支援をしています。
今回、本セミナーでは、「子育てに励むお母さんに寄り添いたい。」そんな願いから起業された、一般社団法人ドゥーラ協会設立者である石岡香澄さんをお呼びし、「母親に寄り添う仕事」を創出した経験を通じて、日本の「母親」の現状についてや、自身の起業までのプロセス。また、母親が仕事をする、特に起業をする際の課題や意識すべきポイントはなにか?それに伴う必要なサポートについてなど、ざっくばらんにお話をお聞きします!
【日時】
令和6年9月30日(月)12:00~13:00 ※オンライン形式
12:00~ オープニング、登壇者紹介
12:10~ クロストーク、質疑応答
12:55~ クロージング
【登壇者】
一般社団法人ドゥーラ協会 設立者 石岡香澄さん
【対象者】
起業を考えている子育て中の方
女性の働き方や支援に関心のある方 等
※参加無料
Be bright! ~うえだ女子 創業 Café~
上田エリア
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上田市創業支援プラットフォームでは、2016 年より女性に焦点を当てた『女性のための創業スクール』 をはじめ、現在は女性の社会進出のバックアップを目的とした『就職・創業のための伴走型デジタルスクール』を開催するなど、これまでに様々なセミナー・イベントを企画・展開して参りました。(セミナー・ イベント参加者延べ人数約 650 名) 今回の交流会は、長野県主催事業である信州スタートアップステーションの創業支援活動の一環として、また、上田市創業支援プラットフォームの連携事業として、上田地域で創業している女性や、これから新たに起業を目指している女性たちが一堂に会し、情報交換をしながら、お互いを励まし合える仲間を見つけることを目的としています。ショートセミナーでは、リラックスした雰囲気のなかで女性創業家としての貴重な体験談や知識を共有していただければと考えています。
Meet Up 33GAKU Vol.5
松本市
起業をテーマとしたトークセッション+交流会イベント「Meet Up 33GAKU(サザンガク)」の第5弾を開催します!
今回は、「スタートアップ」をテーマに、全国そして世界を駆け回って、スタートアップ育成を手掛けるStartup Weekend 理事の中本さんをゲストにお招きします。
アイデアをカタチにしようと奮闘する起業家のリアルな姿や、スタートアップを支援している中で得られるものまで包み隠さず語っていただきます。さらに今回は、ミニワークも実施予定!
ぜひご参加ください♪