【SSWコラム】自分のビジネスにキャッチコピーを
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昨年の春から、私は大学のキャリアセンターで週に1回、キャリアアドバイザーをしています。そこでは、「やりたい仕事が見つからない」「就活の進め方がわからない」といった進路相談から、模擬面接やエントリーシートの書き方まで、さまざまな相談に対応しています。
面接は、自分自身のプレゼンテーションの場です。自身の強みや経験を簡潔にアピールし、それを志望理由へとつなげることが求められます。その際に必要なのは、一貫性です。借り物の言葉ではなく、自分の内面から出てくる言葉で語ることで、表現が洗練されていなくても、想いは相手に伝わります。
そんな中、ある県内企業のエントリーシートの設問に感銘を受けました。それは、
「あなたのキャッチフレーズをご記入ください。(20文字以内)」
というもの。
一般的なエントリーシートには「自己PR」という項目がありますが、多くの学生(さらには社会人も含め)にとって、自分の強みを言語化するのは難しい作業で、結果として「主体性」「協調性」「計画性」などのビッグワードが並びがちです。これでは「自己PR」といいながら逆に「自分らしさ」が伝わりにくくなってしまいます。
一方、「キャッチフレーズ」ならば、「他と違う自分の個性」を表現しようとする意識が働きます。
良いキャッチフレーズとは?
キャッチフレーズやコピーにはさまざまな定義がありますが、よく挙げられるポイントは以下の通りです。
簡潔であること
言葉とイメージに一貫性があること
感情に訴求すること
意外性があること
(ちなみに、私の本業は広告代理店の企画職です。一応…)
売りたいもの、知ってもらいたいもの(就活の場合は自分自身ですね)には、キャッチフレーズをつくる。これは当たり前のようでいて、実は強力な武器になります。
【ビジネスにおけるキャッチコピーの重要性】
自分で事業を立ち上げる場合、サービスや商品をターゲットとなる多くの人々に知ってもらうためには「伝える」工夫が必要です。チラシを作ったり、SNSを活用したりといった手法(HOW)に意識が向きがちですが、最も大切なのは、そのサービスや商品の強みや個性、想い(WHY)を簡潔に言葉で表現することです。
事業がスタートする前も、始まった後も、「私のサービス・商品はこういうものです」と何百回、何千回と語る機会があります。その言葉が洗練されていればいるほど、相手に伝わりやすくなります。
プロのコピーライターに依頼するのも一つの方法ですが、商品の生みの親である自分自身が考え抜き、言葉を磨いていく過程には多くの気付きがあります。そのプロセスの中で、メンターに相談しながら壁打ちするのもおすすめです。自分では気づかなかった魅力や特徴が見つかるかもしれません。
ぜひ、みなさんも 自分自身のキャッチコピー、そしてビジネスのキャッチコピーを考えてみてください!
Hello!3biz 小商い 体験ワークショップ~好きなことから地域にいい仕事をつくる~
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■全国で広がる「小商い」アクションを体験しませんか?
小商いは、自分の「好き」から始める小さな仕事づくり。自分ならではのアイデア、仕事、趣味、子育ての経験を全部活かして、自分も家族も地域も幸せになる新しい働き方です。
等身大の自分でOK! 現在全国25ヶ所、700名以上に広がるムーブメント!!
あなたも好きを活かして仕事をつくってみませんか?
■イベント概要
<日 時> 2025年3月9日(日) 13:00-15:30
<会 場> シソーラス株式会社 長野市鶴賀権堂町2312-1
※会場に駐車場はございません。近隣の有料駐車場をご利用ください。
<定 員> 20名(先着順)
<参加費> 無料
<対 象> どなた様も参加OK、お子様連れもOKです(申し込みフォームでの注意点をご確認ください)
<申込み> https://forms.gle/NRaz2BAvDo1HKVuX9
■講師紹介
大平香織
Hello! 3biz 小商い代表、国家資格キャリアコンサルタント
新卒から、転職•就職支援事業に携わり、2019年秋に長野への移住をきっかけに地域で自分の仕事をつくるため「月3万円ビジネス」著者藤村先生主宰「自立共生塾」及びわたしごとJAPAN運用トレーニングを受講する。
2021年「Hello!3biz 小商い」を立ち上げ、約30名の小商いをづくりをサポート。
2児(小4,小5)の母。小布施町在住。
■ワークショップ内容
小商いとは?(レクチャー)
体験ワークショップ
卒業生の体験談
交流会(※希望される方と16時まで)
■こんな方におすすめ
いつかは「好き」をしごとにしたい
自分も家族も大切にしたい
特技や趣味を生かして役に立ちたい
応援しあえる仲間が欲しい
地域にいいことをしたい
【SSWコラム】女性起業家たちの創業後の次のステージへ向けて〜フリーランス女子のコミュニティ Solo Pro+++(ソロプロ)〜
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創業して事業の流れは作れたものの、激動の時代において世の中の流れは常に変化し、求められるものもアップデートされていきます。一人で事業をやっていく覚悟はちゃんとここにあるけれど、「このままで大丈夫か」との不安は常につきまといます。もっと良いサービスにしたい、もっと自分自身をスキルアップさせたいという成長意欲はあるものの、誰に相談すればよいのかわかりません。相談まではいかなくても、最近考えていることを気軽に話せる場がほしいと感じることもあるでしょう。
事業のことや自分自身のことを、一人で考え行動するには限界があります。だからこそ、気軽に話し合いながら、それぞれの経験を共有し、成功事例や失敗事例から学び合える場が求められています。 こうした想いから、女性起業家5人が「Solo Pro+++」(ソロプロ)という、新しい学び合い・支え合い・応援し合えるコミュニティを立ち上げました。
ただ話してスッキリすることもあれば、お互いのビジネスについて真剣にアイデアを出し合うこともあります。目の前の目標に向けて短期的なスケジュールは立てやすいですが、長期的な目標を定め、そこから細かくブレイクダウンして行動に落とし込むのは一人ではなかなか難しいものです。だからこそ、3年後、5年後、10年後のビジョンを描き、それにつながる目標やタスク、スケジュール、戦略、ライフワークそのものを、経験者同士の対話を通じて見つめ、考え、築いていくことができます。
営業的な売り込みを目的としない異業種間の交流だからこそ、新たな知恵が生まれ、思いがけないコラボレーションの可能性も広がっていきます。こうしたつながりが、未来に向けた新たなステージへ進む力となるのです。



詳細情報
長野信用金庫の支援で実現する「スモールビジネス成長記」
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起業・創業支援を行う信州スタートアップステーションでは、この度北信地方を中心に様々な創業支援施策を展開される長野信用金庫様とともにスモールビジネスに関するセミナーを開催いたします。地域でのビジネスに興味関心がある皆様、是非ともご参加ください!!
【タイムスケジュール】
12:00-12:05 講師ご紹介
12:05-12:15 長野信用金庫 支援メニュー等のご紹介
12:15-12:30 起業家体験談のご紹介
12:30-12:50 3者対談(起業家・長野信用金庫・SSS)
12:50-13:00 Q&A
【お申込み】
https://zoom.us/webinar/register/WN_4oA-sz8QT6anFLNTiqN3Hg
【対象者】
県内の起業家、起業をお考えの方、支援機関の方等
【登壇者】
●漢方薬局 弓と糸
ゲストハウス 弓と糸 代表 薬剤師・国際中医師
吉田 和人氏
●長野信用金庫 地域みらい応援部 地域みらい応援グループ兼
地方創生支援グループ 主任調査役 下平 満範氏
●ファシリテーター:SSS 森山
Hello!3biz 小商い 体験ワークショップ~好きなことから地域にいい仕事をつくる~
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■全国で広がる「小商い」アクションを体験しませんか?
小商いは、自分の「好き」から始める小さな仕事づくり。自分ならではのアイデア、仕事、趣味、子育ての経験を全部活かして、自分も家族も地域も幸せになる新しい働き方です。
等身大の自分でOK! 現在全国24ヶ所、600名以上に広がるムーブメント!!
あなたも好きを活かして仕事をつくってみませんか?
■イベント概要
<日 時> 2025年3月9日(日) 13:00-15:30
<会 場> シソーラス株式会社 長野市鶴賀権堂町2312-1※会場に駐車場はございません。近隣の有料駐車場をご利用ください。
<定 員> 20名(先着順)
<参加費> 無料
<対 象> どなた様も参加OK、お子様連れもOKです(申し込みフォームでの注意点をご確認ください)
<申込み> https://forms.gle/NRaz2BAvDo1HKVuX9
■講師紹介
大平香織
Hello! 3biz 小商い代表、国家資格キャリアコンサルタント
新卒から、転職•就職支援事業に携わり、2019年秋に長野への移住をきっかけに地域で自分の仕事をつくるため
「月3万円ビジネス」著者藤村先生主宰「自立共生塾」
及びわたしごとJAPAN運用トレーニングを受講し、
2021年「Hello!3biz 小商い」を立ち上げ、約30名の小商いをづくりをサポート。
2児(小4,小5)の母。小布施町在住。
■ワークショップ内容
小商いとは?(レクチャー)
体験ワークショップ
卒業生の体験談
交流会(※希望される方と16時まで)
■こんな方におすすめ
いつかは「好き」をしごとにしたい
自分も家族も大切にしたい
特技や趣味を生かして役に立ちたい
応援しあえる仲間が欲しい
地域にいいことをしたい
【SSWコラム】なぜ私たちは「リーダーをやります!」と手を挙げられないのか。
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「リーダーを目指しませんか」「リーダーやりませんか」そんな声をかけられたとき、あなたはどんな反応をしますか?「まだ早いかも」「他の人の方が向いているかも」と、つい後ずさりしてしまう——。実は、長野県内で多くの女性たちが同じような思いを抱えています。でも、その悩みや躊躇いには、きちんとした理由があるんです。今回は、私たちが「リーダーをやる!」と手を挙げられない理由と、その解決策について考えてみたいと思います。
【「完璧にできる自信がない」という呪縛】
私たちの多くは、リーダーになるためには「すべてを完璧にこなせる人」でなければならないと思い込みがちです。既存の管理職やリーダーを見ていると、何でも知っていて、すべてをこなしている・・・ように見えるかもしれないです。でも、実際のリーダーたちをよくよく見てみると、必ずしもすべての面で完璧な人はいません。むしろ、「分からないことは周りに聞く」「メンバーの得意分野を活かす」といったマネジメント力で組織を動かしています。
【ワークライフバランスへの不安】
リーダー候補の女性とのキャリアカウンセリングの中では、「リーダーになったら、今以上に仕事が増える」「家庭との両立が難しくなる」という不安の声が多く上がります。特に、将来の結婚や出産を考えると、リーダー職との両立をイメージしづらく感じるのではないでしょうか。「残業が増える」「休日出勤が当たり前になる」という不安が、リーダー職への挑戦を躊躇させる大きな要因になっていることは否めません。しかし、実はリーダーになることで、むしろ自分で仕事の調整がしやすくなったり、組織の働き方を変える立場になれたりもします。
【身近なロールモデルの不在】
長野県内に限らず、どの職場にも現段階ではまだまだ女性リーダーが少なく、具体的なキャリアパスが見えにくい状況の組織が多いと感じます。その場合は「どうやってリーダーになっていけばいいのか」「リーダーになった後、どんな働き方ができるのか」というイメージが湧かず、不安が先行してしまうのはしょうがないことです。身近にロールモデルがいないことで、具体的なキャリアパスが描けないという声もよく聞きます。しかし、これは裏を返せば、あなたが新しいロールモデルになれるチャンスでもあります。ロールモデルがいないがゆえ、体育会系の厳しいリーダーシップが、唯一の正解だと思い込んでいませんか?実は、共感力や細やかな気配りといった、私たち女性が得意とする特性も、現代のビジネスでは重要なリーダーシップスキルとして評価されています。
◼︎一歩を踏み出すための解決策。
【「できること」から始める】
完璧を目指さず、まずは自分の得意分野を活かせる小さなリーダーシップの機会から始めましょう。チームの強みを活かし、苦手な部分は周りに相談しながら進めていけばいいのです。プロジェクトリーダーや係のまとめ役など、身近な小規模な経験を重ねることで手触り感や、「自分にもできるかも!」という自信が育っていきます。
【新しい働き方を創り出す】
リーダーになることで、むしろ仕事の調整がしやすくなることも。会議の効率化や業務の優先順位付けなど、チーム全体の働き方を改善できる立場になれます。ICTツールの活用や柔軟な勤務体制の導入など、自分らしい働き方を提案していくなど、既存の働き方にとらわれず、新しい働き方を会社に提案、組織作りをして行くことを目指してみましょう。あなたのチャレンジが自分や後輩たちの未来の幸せな働き方につながるイメージをもってみてください。
【ネットワークを広げる】
社内外の女性リーダーとの接点を意識的に作りましょう。メンター制度があれば積極的に活用し、なければ勉強会やセミナーに参加するのもいいでしょう。同じような立場の仲間と悩みや経験を共有することで、具体的なヒントが得られます。自分の悩みは誰かの悩みであり、もしかしたら誰かはもう解決している悩みだったりします。また、誰かの悩みをあなたはもう解決できていたりするかもしれません。ネットワークを広げることで素敵なロールモデルに出会え、あなた自身も次世代のロールモデルになれるという経験もできると思います。
◼︎最後に
完璧なリーダーになる必要はありません。むしろ、自分の弱みを認識し、それを補うためにチームの力を借りられる人の方が、より良いリーダーになれます。まずは「やってみたい」という気持ちを大切に、小さな一歩を踏み出してみることが大切です。
あなたのチャレンジが、次世代の女性たちの道を開くことにもなります。自分らしいリーダーシップのスタイルを見つけ、新しいロールモデルとなることで、あなたの職場はより多様で活力のある場所になっていくはず。そしてあなたのキャリアもより幅広くワクワクしたものに変わっていくと信じています。
フリーランスで働くって?~先輩フリーランスに聞く!自分らしい働き方を考えるヒントとは〜
県内全エリア

独立して、自分の名前で仕事したい女性、集合!フリーランスとして、長野県ではたらくってどんな感じ?
仕事の取り方、自分時間の確保や育児との両立方法、はたまた旧姓でいくか、新姓でいくか・・地味〜に直面する課題などなど、女性が地域でフリーランスとして働くことに際して、知りたいと思うトピックはたくさんありますが、そのリアルな体験談やプロセスを、他のフリーランスの人たちと(女性や男性、それ以外にもさまざまジェンダーの人たちも含めて)話す機会はなかなか少ないと思います。
今回のイベントでは、実際に長野に移住して、フリーランスとなった二人のゲストをお迎えします。一人はゼネラリスト型ではたらく安井奈緒子さん、もう一人はライターやデザインなどスペシャリスト型としてはたらく岩井美咲さん。それぞれ、働き方のタイプが異なるお二人が実体験をベースに、どのように地域でなりわいをつくっていったのか、参加者の皆さんと一緒に紐解いていきたいと思います。
男性の参加も大歓迎。ふるってご参加ください。
■基本情報
イベント日時: 2月26日水曜 12:00-13:30
開催場所: シビック・イノベーション拠点スナバ
参加費: 無料
※申し込みはこちらからお願いします!
https://forms.gle/HfxqPsQfLuN6fxrr5
※イベント終了後、30分程度残ってお話されるのも大丈夫です。
■ゲスト①安井奈緒子さん
Officeモモンガ 代表
「自分らしく生きる働く」実践家。
埼玉県出身、2023年秋に長野県松本市へIターン移住。約10年間、国内外のITベンチャー・スタートアップ企業で、事業開発に従事。ライドシェア事業や大手ライブ配信プラットフォームの事業推進・マネジメントなどに携わる。移住と同時に独立し、フリーランスとして、長野県内の事業ディレクション・マーケティング支援を行う。
自身も「移住×育児×キャリアの再構築」を経験中。
2025年1月、女性起業家育成プログラム「Project:F」1期生に採択。
「ビジョンを現実にする行動力」をモットーに、長野県で自分らしく働きたい女性たちとともに、新しいキャリアの形を模索中。
温泉と釣りが好き(渓流釣りにトライしたい)/明治大学経営学部卒/1990年生まれのアラサー
X(旧Twitter) @naokoyasui_
■MC&ゲスト②岩井美咲さん
Kobu Productions代表
シビック・イノベーション拠点スナバ 運営チーム/長野県特化型求人メディア「ながの人事室」編集長/Podcast『自然派ワイン収集癖』共同MC
東京生まれ・横浜育ち。幼少期から水泳・空手・陸上・バレーボールを行うスポ魂系。新卒でImpact HUB Tokyo(株式会社Hub Tokyo)に参画し、起業家コミュニティの運営と事業伴走を行う。2018年からスナバ(塩尻市)の立ち上げに尽力。2020年11月に塩尻市にIターン移住、同時期にフリーランスとして独立。「それぞれの個性を鼓舞する」をモットーに、現在はスナバの運営のほか、起業家の事業伴走プログラムのや高校生への起業家教育プログラムの運営、ブランドの立ち上げ支援やライティング、編集業などを行なっている。
学ぶことが好き(現在はフランス語&グラフィックデザイン勉強中)/読書から筋トレまで、基本はインドア派(断然猫派)/大学時代の専攻は異文化コミュニケーション研究
【SSSW コラム】起業創業・キャリア相談窓口に訪れる女性たちの本音 ”ちゃんと”したい呪縛と幸福な働き方を考えてみる
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【相談窓口に訪れる女性たちの悩み】
信州スタートアップステーションには、地域のキャリアを考える多くの女性が起業やキャリアについて相談窓口を訪れています。その中でも特に目立つのが、管理職や起業家など「優秀」と評価される女性たちの悩み相談です。「仕事を他人に任せられない」「やるからにはちゃんとしないと」という思いにとらわれてしんどさを抱えてる方も多く、その結果、心身ともに疲弊し、いつしか燃え尽き症候群に陥ってしまうケースも少なくありません。
【なぜ「優秀」な女性ほど人に仕事を任せられないのか】
長野は忍耐力の高い県と言われていますが、その忍耐力が高い地域の中で”優秀”と言われ育ってきた女性ほど、プレイヤーとして成果を出す一方で、「他人に迷惑をかけたくない」「自分がやった方が早い」と考え、仕事を抱え込みやすい傾向があります。これは、幼いころから言われ続けてきた”ちゃんとしないと”と植え付けられた真面目さ、責任感の強さや「失敗してはいけない」というプレッシャーが影響しているのではないかと感じています。
自身に高い基準を求めるあまり、その基準に当てはまらない後輩やチームメンバーの働きに不安を覚え、仕事を任せられなかったり、任せてもマイクロマネジメントに陥ることもあります。しかし、これは自身の業務負荷が高り、部下やチームの成長機会を損ない、頑張っているのに成果が出ない、評価されないなどの悪循環につながってしまうことも。
【完璧主義と燃え尽き症候群のリスク】
責任感高く、完璧を目指して仕事をすると、一見すると仕事への情熱や成果に繋がるように思えますが(実際にプレイヤーとしては高い成果をあげますが)、すべてを完璧にこなそうとすることで、マネジメントとして業務の幅が広がるとキャパオーバーになってしまったり、心身の余裕を失い、長時間労働や過度なストレスに繋がってしまい、達成感を得るどころか、「十分にやりきった」と感じられない虚無感に陥ることもあります。また、自身の力の及ばなさに自己肯定感や自己効力感が下がってしまい、いわゆる「燃え尽き症候群」と呼ばれる状態になり、健康を害するだけでなく、キャリアを続ける意欲そのものが損なわれる可能性もあります。
【幸福に働き、活躍できるためのヒント】
女性管理職や起業家が幸福に働き活躍するためには?幸福に軽やかに活躍している先輩たちはどうしているのか?そこからヒントを探りたいと思います。
●人に任せてみる”小さな成功体験”を
チームや後輩、他の人に仕事を任せることは、自分だけでなく実はチーム全体の成長に繋がります。また、任せる際には、期待値を明確にし、信頼を前提に、任せる側のあなたにとっても任せられる側にとっても、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。
●完璧主義を一旦手放そう
「100点を目指さず、まずは60-70点でOK」とする考え方を取り入れましょう。完璧を追い求めずとも、結果として良いチームができ、良い成果が得られるケースが実は多いのです。
●セルフケアは大事!
自分自身の心身を大切にできていますか。自分のココロと身体がしんどい状態で任せるのは至難の業です。長野の自然環境を楽しみながら発酵食品で体内きれいにして森林浴をして沢山眠り、心身のバランスを保ちつつ、上の2つのポイントを実践しましょう。
【地域の女性の幸せなキャリアを築く】
「優秀さ」とはすべてを自分で抱え込むことではありません。他人と協力しながら柔軟に働き、自分自身を大切にすることで、持続可能なキャリアを築くことができます。
長野県では、起業創業やキャリア支援を目的とした相談窓口を設け、こうした悩みを抱える女性たちを全力でサポートしています。一人で悩まず、ぜひ専門家に相談してみてください。
【SSSW コラム】母親に新たな選択肢を!起業というキャリアの形
県内全エリア

育児期の女性にとって、仕事と家庭の両立は大きな挑戦です。子どもの成長を見守りながら、自分自身のキャリアも諦めたくないという思いを抱えている方も多いでしょう。その中で、選択肢の一つとして「起業」が注目されています。
起業と聞くと、「特別なスキルが必要なのでは?」「リスクが高そう」といったイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、起業の形は多様化しており、大規模なビジネスを立ち上げるだけでなく、自分の得意分野や趣味を活かした小規模なビジネスを始めることも可能です。特に、デジタルツールやオンラインプラットフォームの普及により、自宅からでも多くの人にアクセスできる環境が整っています。
例えば、趣味で始めたハンドメイドのアクセサリー販売や、育児経験を活かしたオンライン講座、ライティングやデザインなどのスキルを活用したフリーランス活動など、育児中でも始めやすいビジネスがたくさんあります。また、こうした取り組みは収入面だけでなく、自分らしさを発揮できる場を得るという意味でも大きな価値があります。
もちろん、起業にはメリットだけでなく、リスクや課題もあります。しかし、最近では全国的にも女性起業家を支援するプログラムや、同じ境遇の仲間とつながれるコミュニティも増えています。こうした支援を活用すれば、安心してスタートを切ることができるでしょう。
育児期は忙しい毎日が続きますが、自分のキャリアを見つめ直す良いタイミングでもあります。起業はその選択肢の一つとして、自由で柔軟な働き方を実現する可能性を秘めています。まずは小さな一歩から始めてみませんか?新しい挑戦が、あなたの人生をより豊かにしてくれるかもしれません。
SOUの個別相談、いつでもお待ちしております!
長野県ソーシャル・ビジネス創業支援金 オンライン事例報告会
県内全エリア
ソーシャル・ビジネス創業支援金の活用を希望される方等へ制度を広くお知らせするとともに、来年度以降の応募の参考にしていただくため、実際に支援金の採択を受けた方々に事業内容や制度活用のポイント等を発表していただきます。
また、ソーシャル・ビジネスの理解を深めていただく観点から第一人者による事例を交えての解説を行います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
SEES CONFERENCE
県内全エリア

「企てをカタチに」をミッションに掲げる伊那市の農と森のインキュベーション施設〈inadani sees〉にて、sees conferenceを開催します。
農林業・自然資源と共に生きるビジネスのこれまでとこれからについて、さまざまなフィールドで活躍するゲストをお呼びして、つづいていくまちについて、一緒に考える一日です。
多くの方のご参加をお待ちしております。
⬛︎概要
〈日 時〉 2025年 2月 11日(火曜・祝日)10:00〜20:00(開場9:30)
〈会 場〉 inadani sees(伊那市西箕輪7200-27)
〈参加費〉 無料 ※ランチ・交流会費別
〈定 員〉 60名
〈申込み〉 こちらのGoogleフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/nJS8fFAQWMMUng1b9
■タイムテーブル
11:00~12:00
□特別講演「まちに力を吹き込むビジョンの考え方 〜まちが続いていくために、仕事や企業ができること〜」
(株)BIOTOPE代表・佐宗邦威さん
Theme Talk Session
13:00~14:00
□#01 地域にも地域外にも愛されるブランドのつくりかた
(株)DEPOT 宮川史織さん × ヤマとカワ珈琲店 川下康太さん × 「greenz.jp」編集長 増村江利子さん
14:30~15:30
□#02 プロトタイプの循環で突破する商品づくり
(株)REDD 望月重太郎さん × (株)やまとわ・inadani sees 奥田悠史さん
16:00~17:00
□#03 研究とビジネスをつなぐもの
– 大学や企業のseedsをどのように社会に実装していくのか –
(株)知財図鑑 荒井 亮さん × 信州大学 宮原 大地さん × (株)日本総合研究所 / 山水郷ディレクター 井上 岳一さん
詳細リンク
【女性の自立を応援】「就職・創業のための伴走型デジタルスクール 2024」 in 上田市 開催レポート
県内全エリア
上田市創業支援プラットフォームでは「就職・創業のための伴走型デジタルスクール 2024」
を令和 6 年 6 月から令和 7 年 2 月まで開催しています。
本デジタルスクールは2年目の開催となり、上田地域の創業または就職を目指す女性を対
象として、必要なデジタル技術や知識を身につけていただくものとなっています。
前年度に引き続き、創業・事業に役立つデジタルスキルを習得できる【創業コース】のほか、
今年度より新たに【就職コース】「事務職に活かせる3DCAD 講座」を追加いたしました。

今回は、現在開催中の伴走型デジタルスクール各コース内容についてご紹介させていただ
きます。
【創業コース】では、上田地域でご活躍中の講師 8 名による、創業・事業に活かせる 40 講
座を展開しています。
会場は+519worklodge(上田市技術研修センター)となっており、令和 6 年 12 月までに、
23 名の方にご受講いただきました。(※講座内容によっては、開催場所が異なる場合もござ
います。)
受講希望者様はお申し込み時に講座を1つ選択し、事務局の審査終了後に伴走型デジタル
スクール講座を受講することができます。ご担当いただく講師には、受講者様の事業内容や
今後の目標についてヒアリング後、オリジナルの講座内容を作成していただきます。受講期
間中は課題も出され、疑問点はその場で講師に質問することも可能です。
受講者様からは、ご自身の創業・事業に「学んだスキルを早速活かせる」「2 名 1 グループ
の講座で互いに切磋琢磨、自身の事業を客観視できた」など、ご好評をいただいております。

「就職コース」では、「事務に活かせる3D CAD 講座」を 2025 年 2 月 7 日(金)より 5 日間
(2/7(金)、2/14(金)、2/21(金)、3/7(金)、3/14(金))で開催します。
講座では、製造業などで幅広く使われている 3DCAD の基礎について学ぶことができます。
今回ご紹介いたしました伴走型デジタルスクールのメリットは、一人一人に合ったオリジ
ナルカリキュラムを講師から分かりやすく、直接学べることです。
デジタルスキルの向上はもちろん、受講者様同士、目標に向かって互いに成長ができるのも
少人数制の講座だからこその魅力だと考えています。
受講者の皆様には、学ばれたデジタルスキルを就職・創業に活かしていただくとともに、出
会った講師や仲間とのつながりを今後も大切にしていただきたいと思います。
