第54回月例会in軽井沢町 8月7日(金)開催のお知らせ
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独立系ベンチャーキャピタルを自ら創業・経営し、数々のベンチャー成長を牽引してきた、早稲田大学ビジネススクール教授の長谷川 博和氏が登壇!
技術革新が急加速する今だからこそ求められる、企業の「軸」のあり方について、「AI時代の経営戦略ー理念経営の重要性」をテーマに語ります。
■会場:軽井沢T-SITE「SHARE LOUNGE」2階イベント会場(軽井沢町)
※今回はいつもの長野市ではなく軽井沢での開催となりますのでご注意ください。
■聴講:無料(終了後に懇親会あり:要事前申込・会費約7千円)
不確実なAI時代を勝ち抜くための本質的な経営戦略を、軽井沢の豊かなサードプレイスで学び、熱く交流しませんか?奮ってご参加ください!
「君の”当たり前”は誰が決めた?」アートで拓く、長野のアントレプレナーシップ【後編】先輩起業家インタビュー

起業する。会社を立ち上げる。「創業」と一口にいっても、そのあり方は人それぞれ。同じ選択や道筋は一つとしてありません。魅力的な先輩起業家が数多く活躍している長野県。SHINKIの先輩起業家インタビューでは、創業者の思いやビジョン、創業の体験談や、本音を掘り下げます。
「新しいことを始めるというのは楽しさは半分で、未踏の地に行くということなので、地図のない道を歩くことになります。それは探検や冒険に近く、自分の内観がすごく必要になります。惑わされないリテラシーを探すプロセスが必要で、それは表現者も起業家も一緒だと思います」
そう語るのは、株式会社ARTn代表の戸村朝子さん。資生堂、ソニーで30年にわたりアートとテクノロジーを掛け合わせた新規事業を手がけ、2025年に独立して株式会社ARTnを設立しました。2026年からは、信州大学特任教授として「Future Design特別講座」を主宰しています。
インタビュー後編では、講座に込めた思いや、今後の事業の展開、これから創業を考える人へのメッセージについて聞きました。
<お話を聞いた人>
戸村朝子さん
信州大学特任教授/ARTn CEO・プロデューサー/東京大学大学院情報学環客員研究員/⽂化庁 WAN: Art&Tech Creators Global Network アドバイザー
インターネット黎明期の資生堂宣伝部を経て、2001年にソニー入社。時代ごとの新技術を通じて表現や体験、事業を生み出し続けている。ソニー・ピクチャーズ、アニプレックスでデジタル事業を新規開拓し、本社CSR部での国際機関・NGOとの社会課題解決、研究開発組織でのアーティスト協働による先端プロトタイプ開発や新規事業シーズ形成を推進。2025年に独立し、科学技術・芸術・社会の交点で活動するARTnを設立。長野市に二拠点居住し、アーティストが滞在しながら制作できるスタジオを構える。2026年4月より信州大学特任教授として「Future Design特別講座」を主宰。
「君の“当たり前”は誰が決めた?」表現者も、起業家も、惑わされない軸を探すプロセスが必要
――インタビュー前半では、長野での独立を選んだ経緯をお聞きしました。現在信州大学と共に取り組んでいる「Future Design特別講座」は、どんな講座なのですか?

第一線の越境的実践者による講演と、領域を越えたクロストークで構成される、全6回の公開講座です。科学技術、芸術、デザインの間を行き来しながら、研究や実践の前提を問い直していく教室です。前期・後期に分かれており、各回単発で参加でき、受講料は無料です。
この講座は、甲信・北関東の国公立大学ネットワークによる連携事業として実施しています。現地に来られる方だけでなく、講義の記録やアーカイブを通じて、より多くの人が学びに触れられる形も整えているところです。
芸術が新しい問いを立て、デザインがそれを人の視点から解きほぐし、技術がそれを社会の中でかたちにしていく。この往復を経験することで、目の前のことをただ進めるのではなく、これまでの見方を揺さぶられて、「なぜそれをやるのか」を見つめ直すきっかけにしてほしいと思っています。
――なぜアントレプレナーシップ教育に芸術の要素を取り入れているのですか?
私は、芸術も創業も「未踏の地を歩む」という点では似ていると考えています。
芸術は、これまでの前提を脇に置いて考えることが許される領域です。新しいことを始めるというのは、地図のない道を歩くようなものです。それは探検や冒険に近く、時に谷間にはまったり、壁をよじ登らなければいけないときもあるでしょう。
そうした状況を乗り越えるための策を考えたり、そこから抜け出すエネルギーを得たりするには、自分の内観がすごく大切なんです。どんな状況でも惑わされない、自分の軸を探すプロセスが必要になります。それは、表現者も起業家も一緒だと思います。
――今、そうしたブレない軸を持つことが特に必要だと感じるのはどうしてですか?
近年は政治も技術も変化が激しく、自分たちがコントロールできない技術にも振り回されがちです。スマホやパソコンを通じたアルゴリズムや、AIを精錬させるために、それを使う私たち自身が、いつの間にか組み込まれてしまっているかもしれない。それくらいいろんなものが無自覚にも見えないところでつながっています。
そうした中で、マクロに見るだけでなく俯瞰して見る、芸術的な観察法や当たり前を反転させる考え方を、いろんな実践者・実務者の考え方や実現方法を知ってもらう中で、身につけてほしいと思っています。
――講座全体を通して、参加者にはどんな学びを得てほしいと考えていますか。

早く答えを出すためのテクニックや、一見効率のいい方法は真似されやすいという危うさもあります。既存の枠組みに収まらない話に、どなたも未消化な部分が残るはずです。それが各々の中で熟成されてはじめて何か気づきが生まれてくる。参加者それぞれに応じた発見があるはずです。
自分が当たり前だと思っていたことの裏に気づき、専門や先入観の外側にある視点や、身の回りの環境を静かに観察する。そうやって、時を越えて残る根源的な問いと、他の人には真似できないオリジナルな実践を見つけてほしいと思っています。
この教室は、「旅する”未発見”教室」という名前の通り、まだ見えていない自分の内側を見つめる旅であると同時に、現場を訪ねて、国内外の第一線で分野を越えて活躍している実践者に出会う旅でもあるんです。
ちょうど7月開催した第1回・第2回の、科学技術とデザイン、芸術の関係についての基礎編をまとめた速報瓦版が、公式ウェブからどなたでもDLできるようになりました。こちらをご覧いただくだけでも雰囲気が伝わればと思います。
Future Design特別講座 旅する未発見教室2026
――次回の講座は、ここ長野市の「Thesaurus」で8月8日に開講されますね。どんな内容ですか?

今年、国内外で国際賞も受賞されたアニメーション映画監督の安藤さんと、プロデューサーに西垣さんをお招きして、映画をはじめとした表現の現場で磨かれてきた脚本術をもとに、人の感情を動かし、行動へとつなげる「物語の構造」を学ぶ回です。
これまでの回で扱ってきた、技術と人の関係を捉え直す視点や、世界を観察して問いを育てる視点を受けて、今度はそれを人の心を動かす物語の構造に接続していきます。
別日で予定している実践ワークショップでは、この構造を、起業家や経営者にとって欠かせない「ビジョン構築」に応用します。なぜこの事業が生まれたのか、なぜ今この課題に挑むのか、という問いを掘り下げながら、自分の原体験や葛藤を、人の心を動かすストーリーへと編み上げていくトレーニングです。
実践ワークショップは別日程で募集予定で、座学講義のみの参加も歓迎です。講義アーカイブ視聴者も可能ですので、長野県での創業を考えている方にもぜひご参加いただきたいです。
自分の足で歩ける力があれば、どんな環境でも前に進んでいける
――今後、ARTnや講座を通じて、どんな展開を考えていますか。

長野は、物事を静かに考えるのに、すごくいい環境なんです。アーティストやクリエイターがここに滞在して、静かに内観しながら未来を考える、そのお手伝いがしたいと思っています。
先の5月も、ロンドン芸術大学の先生が、私の自宅のスタジオに半月滞在し、作品を制作していました。今までの人生や仕事の軌道からちょっと離れて自分を内観するのにも、いい場所なのではないかと思います。善光寺近隣には画材や筆を買えるお店もありますし、善光寺の表参道や駅周辺のお店にも歩いていける便利さとの距離感もちょうどいい。
また企業や団体が、社会性や批評性のある芸術表現に刺激を受けたり、アーティストと協働で研究開発の思い切ったこれまでにない用途の開拓に関心がある時に、それをプロデュースしたり、キュレーションや展示、イベントを企画することもできればと思っています。くわえて、これまでやってきた組織の人材育成や事業開発、女性活躍支援も、実践経験を活かしてお手伝いできればと考えています。
――企業側の目線から見たときに、アーティストと手を組んで活動することで、企業や地域にどんな化学変化が起きますか?
企業がアーティストと協働する意味は、自分たちの事業や技術、地域資源の見方を、外側から揺さぶってもらうことにあります。
企業は日々、品質、効率、納期、収益といった現実のサイクルの中で事業を動かしています。ですが、未来の可能性を見通そうとするとき、特にいまのような社会の転換期には、現在の延長上だけの発想では通用しないこともあります。
アーティストは、そこに異なる時間軸や、人間主体の根源的な感覚、社会への批評性や矛盾、本来ありうる姿への想像力などを既存の制約に縛られずに持ち込み、既存のルールをほどいてくれます。
製造業、農業、林業、観光、食品、福祉、建設など、一見アートと遠く見える領域でも、対話を重ねて、時には協働することで、素材やサービスの意味、技術の可能性、働く人の誇り、地域の風土が再発見され、新しいビジョンと実践方法を手繰り寄せることができます。
長野には豊かな資源と資産と、時代を越えて受け継がれてきた人々の営みがあります。身近すぎて見えにくくなっているかもしれない特長を、アーティストやクリエイターの視座と組み合わせることで、まだ市場になっていない未来の価値や社会の循環、新しい事業の芽を見つけることができると思います。
私はその間に立って、企業、地域、アーティスト、研究者などをつなぎ、次の文化や事業につながる協働の場を作っていければと思っています。
――最後に、長野での創業に興味を持っている人にメッセージをお願いします。

自分の足で歩ける力があれば、いくら外部環境が変わっても、何が起きても、そんなに困らないと思うんです。自力で歩ける力をつけるためには、人や環境、見えない財産がたくさんある長野は、スタートしやすいのではないでしょうか。
Life is short、人生は短いと思います。一歩踏み出してみて、ダメだったら戻ればいいんです。人生は全部実験なんです。一歩を踏み出さないと、次の風景が見えないから、先に進めません。
長野には、新規事業を起こそうとしている企業経営者もいますし、選んで移住してここで起業しようという人たちも多いので、そのバランスがちょうどいい。受け身ばかりではうまくはいかないかもしれませんが、過ごしやすい場所だと思いますよ。
【お問い合わせ情報】
第3回|Hollywood式 脚本術応用「人の心を動かす空間的ストーリー設計を知る」
開催日時 2026年8月8日(土) 15:30-18:00
参加費 無料・事前登録要
開催場所 長野市・権堂Thesaurus (長野県長野市鶴賀権堂町2312 内山ビル)
詳細・現地参加/アーカイブ配信申し込み https://futuredesign0808.peatix.com/
Future Design特別講座 旅する未発見教室2026 https://www.ijie-nexus.jp/future-design
IJIE-NEXUS公式サイト https://www.ijie-nexus.jp/
「君の”当たり前”は誰が決めた?」アートで拓く、長野のアントレプレナーシップ【前編】先輩起業家インタビュー

起業する。会社を立ち上げる。「創業」と一口にいっても、そのあり方は人それぞれ。同じ選択や道筋は一つとしてありません。魅力的な先輩起業家が数多く活躍している長野県。SHINKIの先輩起業家インタビューでは、創業者の思いやビジョン、創業の体験談や、本音を掘り下げます。
「組織という団体戦の中で、本当に多くのフロンティアに挑戦させてもらいました。その経験を経たからこそ、いま一度、自分を脱皮させたいと思ったんです。別の何かになるのではなく、これまでの経験を研ぎ澄ましながら、これからの時代に中長期で大事だと思う領域に、自分の力を注いでいく。すごろくで言えば、自分で振り出しに戻したんです」
そう語るのは、株式会社ARTn代表の戸村朝子(とむら・あさこ)さん。資生堂、ソニーで30年にわたりアートとテクノロジーを掛け合わせた新規事業を手がけ、2025年に独立して株式会社ARTnを設立しました。現在は東京都と長野市の二拠点移住をしながら事業を展開し、2026年からは、信州大学特任教授として、地方発スタートアップ創出を目指す広域プラットフォームIJIE-Nexuas(アイジーネクサス)※1による「Future Design特別講座」を始動しています。
インタビュー前編では、ソニーでの経験から独立に至った経緯、長野との出会いについて聞きました。
※1 内陸5県の国立大学(信州大学(主幹)、埼玉大学(副主幹)、宇都宮大学、群馬大学、山梨大学)を中心に産学官金が連携し、社会を変える地方発スタートアップ創出を目指す広域プラットフォーム
<お話を聞いた人>
戸村朝子さん
信州大学特任教授/ARTn CEO・プロデューサー/東京大学大学院情報学環客員研究員/⽂化庁 WAN: Art&Tech Creators Global Network アドバイザー
インターネット黎明期の資生堂宣伝部を経て、2001年にソニー入社。時代ごとの新技術を通じて表現や体験、事業を生み出し続けている。ソニー・ピクチャーズ、アニプレックスでデジタル事業を新規開拓し、本社CSR部での国際機関・NGOとの社会課題解決、研究開発組織でのアーティスト協働による先端プロトタイプ開発や新規事業シーズ形成を推進。2025年に独立し、科学技術・芸術・社会の交点で活動するARTnを設立。長野市に二拠点居住し、アーティストが滞在しながら制作できるスタジオを構える。2026年4月より信州大学特任教授として「Future Design特別講座」を主宰。
新規事業立ち上げで培った「観察する力」

――企業に勤めながら新規事業を立ち上げてきた戸村さんが、独立して自分の会社を作るという選択をされたのはなぜですか?
企業の中で新規事業を立ち上げることと、独立して起業することは、私の中では地続きのものなんです。仮に企業という場所にいたとしても、その企業にとっての未来の事業を作っていて、企業が持っている有形無形の資産を見極めて、活用できる新技術や市場の変わり目を予期しながら、それを実現できる人たちとスモールチームを組んで始めて結果を出す、ということを繰り返していました。
大事なのは、観察する力です。自分が立っている場所の特徴、外部環境、活用できるアセットを把握したうえで、方程式を組み立てる。方程式さえきちんと組めれば、次の実行の成功確率が上がります。もちろん、走りながら方針を変えるのは当たり前ですが、そこがしっかりしていると、打率がいい。
そうやって新規事業を作り続けてきたことが、最後に務めた研究開発部門の統括部長という役割にもつながりました。それらを自分ひとりのやり方にとどめず、組織としてのやり方として継なげていけたことも、この8年ほどで得られたことです。「やり切ったな」という実感がありました。

――その手ごたえが、2025年に独立を決めるきっかけとなったのでしょうか。
そうですね。組織の中で、国際舞台含めていろいろな挑戦をさせてもらった環境から、一度自分を脱皮させたいと思ったんです。これまでの経験に胡座をかくのではなく、経験を研ぎ澄まし、先人たちが築いてきたこの社会の生業と自然に学びながら、これから中長期で大事だと思うところに自分の力を注ごうと思いました。すごろくで言えば、自分で振り出しに戻したんです。
――独立後、これまで働いてきた都内ではなく長野に拠点を持たれたのはどうしてだったのでしょうか。

私の出身は横浜ですが、子どもの頃から夏と冬の長期休みによく長野などの山々で夏の学校やスキー合宿に参加していました。大学1~2年の頃は、冬に約1か月ほどスキー場に籠り、スキースクールのバイトをしながら毎日のように滑る生活も送りました。ですが、社会に出て、インターネットの商用化が弾けるように進む世界に入っていく中で、四半世紀近く長野や山とは距離を置いていたんです。
再び戻るきっかけになったのは、コロナ禍でした。会社員としてリモートでチームの仕事を続けながら、1人でできることを考えた時に、思いついたのが登山だったんです。東京の家の周りはもう何重にも散歩しきってしまい、山を歩こうと。

山道というのは、誰かが100年、200年と歩き続けていたから今も残っている道で、名もなき人たちが石や木を積んで整備し、つないできたのが山の道なんです。そんな気づきの中で、長野の山にも登るようになりました。
そして長野は、街中を歩くだけでも、新しい発見があります。長い歴史の中で、人々が紡いできた足跡や美意識を含めて、人の営みの生態系が自然に育まれている場所だと感じました。これから自分はどこで過ごしたいかと言ったら、長野だったんです。リラックスできて、自分がほどける感覚があり、それに従いました。
アートとあらゆることを掛け合わせ、未発見の価値を探す
――改めて、株式会社ARTnに込めた思いを教えてください。
ARTnは、英語読みだとアートゥンで、「アート・アンド」という意味です。アート・アンド・テクノロジー、アート・アンド・サイエンス、アート・アンド・ソサエティ――何とでも掛け合わせられる名前にしました。アートにまつわることであれば、何でもできる会社にしたいと思っています。
30年近く企業に勤め、その時々の先端技術をどう活用して社会に新しいことをもたらすか、ということをずっと考えてきました。前例なし、世界初という活動も多かったかもしれません。これまで自分がやってきたことは、いわば「未発見の価値」を探すことでした。まだ地図にない場所という意味の「アンチャーテッド」という言葉が好きで。企業の中でも、「今まで誰もやっていなかったけれど、これから社会にあったらいい」と思うことを、手がけてきました。ARTnという会社でも、表現とテクノロジーを掛け合わせることや、それが生まれる場を作ることで、何か新しい気づきが生みだせる活動をしていきたいと思っています。
――創業にあたり、ヒントになった出来事はありましたか?
その1つが、文化庁のアドバイザーとして携わっているメディアアーティストの育成です。オリンピックでいうところの強化コーチのような役割で、10年ほど、若手アーティストの伴走役を務めてきました。
芸術を目指す人たちは、大学を卒業した後、才能はあっても、海外で活躍できるところまで辿るのは容易ではありません。その人が本来やりたかったことができるように、何を目指し、何を手放していけばいいかを一緒に考える。そこに、自分の才能が少しあるんだな、と気づきました。

――アーティストと企業をつなぐ役割も担われているそうですね。

アーティストと、企業で新しいことを考えるビジネスパーソンは交わる機会が少ないんですが、実際に交わってみると、とても面白いことが起こります。
2025.08.21 FORBES Japan 己を捨てよ スズキが見出した、組織・社会を強くする演劇の力
企業にはそれぞれ目標や方向性があり、そこにアーティストが持っているものをうまく重ね合わせるプロデューサーのような存在がいると、両者の翻訳者にも触媒にもなれる。こうした動きは海外ではGoogleなどのビッグテック含め、一部の企業で始まっていますが、日本ではまだほとんど行われていません。
長野を含めた日本の様々な地域には面白い人たちがゴロゴロいて、都市の余計なノイズに惑わされず、自然の摂理の中で過ごせていて、新しい気付きをあえて得なくてもいいのかもしれませんが。。未来を照らすアーティストのビジョンと、何かを成し遂げたい組織の人たちがつながったらもっと面白いと思っています。
長野の経営者の背中から見えてきた、「継承する」という意識と可能性

――長野で独立・創業するにあたり、具体的にはどのように活動を広げていったのですか?
「長野がいい」という直感はあったものの、とはいえいきなり地縁のない土地で活動するのは勇気がいりました。外からきたやつがいきなり「長野で事業をやります!」といっても、地域のことがわからなすぎる。そこで、まずは会社員を続けながら副業申請をして、長野市で行われていた副業支援プログラム「NAGA-KNOCK!(ナガノック)」※2に4期生として参加しました。
そこで、これまで新規事業立ち上げを行ってきた経験を活かし、長野発のスタートアップ企業の補佐役を半年ほど担い、また地元企業の2代目・3代目で新規事業を始めようとしているなど、起業家精神豊富な経営者の方々の真剣な姿勢に学ばせていただく機会をいただきました。そこでの経験や出会いが、長野での活動の土台になっています。
※2 長野市内の経営者と一緒に社会課題を解決する新規事業を起こす、長野市とNPO法人ETIC.の9カ月間の実践型プログラム
――実際に長野の経営者たちを支援する立場から見えてきたのはどんなことでしたか?
長野では「継承する」ということが当たり前で、自然資産を生かすということが、文字面だけの話ではありませんでした。山や川、雪などの自然資源や、リンゴやブドウといった農産物など、この地域ならではの価値を考え抜いた上で今後会社がどうあればいいのかを、各経営者が本当に真剣に考え、実行に移している。一瞬ポップアップして常に上書きされていくのとは真逆で、10年先にも残り、次世代と地域の利を共に考えながら、そこには時間軸が伴い、骨太なんです。
新規事業をやる時は、投資をもらって3年でどうする、上場は、という話にもなりがちですが、その点、長野はもともと豊かな資産を持っています。投資や助成が必要な場面もあるかもしれませんが、繋がれてきた有形無形の資産を大切に使うという姿勢もあらためて新鮮で、経営者の方たちの背中に学ばせてもらいました。
――そうした姿勢は、長野の文化芸術活動にも通じていますか?
ビジネスに限らず、あらゆる場面で通じていると感じます。今年、第1回 日本文化政策学会 自治体表彰に長野県、信州アーツカウンシルが表彰されていますが、文化芸術活動においても、長野では「覚悟を決めてやっているな」と感じる取り組みが多い印象です。ここは「原点に気づける場」なのだと思います。
表現をするにも、物事を立ち上げるにも覚悟がいりますが、その覚悟が、この土地で過ごしているだけで身体的に磨かれる。出会う人々も環境も、毎日の天候や風景も含めて、目に入るもの、体で受け取るものから原点を考えさせられる場の力が、長野は強いんだと思います。
――2026年4月には、信州大学の特任教授に就任されていますね。これはどんな経緯だったのですか?
信州大学の特任教授になったのは、ソニー時代に東京大学で越境型アントレプレナーシップの教育に携わっていて、その内容を学会で発表する機会があったんです。信州大学で丁度、甲信・北関東の山岳圏中心の国立大ネットワークで、アントレプレナー教育を始動する計画があり、学会での発表をきっかけにこちらに新講座を設置させていただく機会をいただきました。
普通は仕事が決まってから住む場所を決めるものだと思うんですが、「ここで過ごしたい」と思って飛び込んだのが先で、あとからご縁がつながってきた形ですね。こうして始まったのが、信州大学 IJIE-NEXUS「Future Design特別講座」です。
インタビュー後編では、「Future Design特別講座」にかける思いや、これからの展望についてお聞きしました。
【お問い合わせ情報】
Future Design特別講座 旅する未発見教室2026 https://www.ijie-nexus.jp/future-design
IJIE-NEXUS公式サイト https://www.ijie-nexus.jp/
「Future Design特別講座 旅する未発見教室2026」第3回|Hollywood式 脚本術応用「人の心を動かす空間的ストーリー設計を知る」
開催日時 2026年8月8日(土) 15:30-18:00
参加費 無料・事前登録要
開催場所 長野市・権堂Thesaurus(長野県長野市鶴賀権堂町2312 内山ビル)
詳細・現地参加/アーカイブ配信申し込み https://futuredesign0808.peatix.com/
長野県から世界へ。スタートアップ市場の現状とVCが見据える未来【SSSセミナーレポート】

長野県のスタートアップ市場には、どんなポテンシャルがあるのか。首都圏への近さはどんな武器になるのか。資金調達の選択肢は、この数年でどう広がっているのか。そして、長野のスタートアップ市場が次のステージへ進むために、今何が必要なのか。
信州スタートアップステーション(SSS)では、長野での創業を考えている方や、支援機関の方向けのセミナーを定期的に開催しています。6月24日にオンラインで開催された今年度第1回目のセミナーでは、これらの問いに対するヒントが語られました。
長野県が持つ、首都圏への近さを生かした事業連携の可能性や、自然環境や製造業基盤を生かした実証実験フィールドとしてのポテンシャル。エクイティ出資に加え、社債やベンチャーデット、資本性ローンなど選択肢が広がる資金調達環境。そして、経営人材や連続起業家がまだ少ないからこそ見えてくる、これからの長野の伸びしろ。八十二インベストメント株式会社の加納岳さんに、投資家の視点からお話を聞きました。
<お話を聞いた人>

加納 岳氏
八十二インベストメント株式会社 2014年八十二銀行入行、2022年より営業渉外部でファンド立ち上げに携わる。2023年には八十二インベストメント(HIC)に出向し、ベンチャー・承継投資を担当。2024年に独立系VCのON&BOARDに出向しシード期のベンチャー投資に従事しながらSwish!を企画・運営。2025年にHICへ帰任し、現在はベンチャーチームのトップとして投資業務を行いながら八十二長野銀行ベンチャー方針策定を中心となって行う。
首都圏への近さが生む、圧倒的なアドバンテージ

八十二インベストメントは、八十二長野銀行の投資専門子会社として、300億円規模のファンドを運営しています。加納氏は、投資家の目線から見た長野県ならではの強みとして、3つのポイントを挙げました。
1つ目は、首都圏への近さです。首都圏に近いという、心理的にも物理的にも圧倒的な距離の近さは、長野県ならではの武器です。事業会社やベンチャーキャピタルといった首都圏の資本を巻き込んで、一緒に事業連携をしていくこともできます。
2つ目は、多様な実証実験フィールドです。長野県は、自然環境や観光資源に加え、製造業の基盤が整っている点が大きな強みとなります。実際に、東京のハードウェア系スタートアップが県内の製造業にOEM先を求めて連携し、新たな収益の柱としているケースも少なくありません。県内で実証実験を行いたいというスタートアップからの相談も多く寄せられているそうです。
3つ目は人材獲得のポテンシャルです。コロナ禍以降、東京から新幹線沿線への移住が進んだことで、県内企業で働きたいという人材や、東京の仕事を続けながら長野に住むという働き方も広がりつつあります。
こうした強みを踏まえたうえで、加納さんが特に相性が良いと語ったのが、SaaS、アグリテック・バイオテック、モビリティの3分野です。
SaaSは、県内中小企業のDXの遅れという課題の裏返しでもあります。人手不足に悩む地域の中小企業に対し、業界特化型のSaaSを導入して業務を自動化する動きは、まだまだ伸びしろがあるといいます。アグリテック・バイオテックでは、JAや農家と連携しながらプロダクトの実証を行うスタートアップの事例が紹介されました。
モビリティでは、広大な土地や過疎化という課題を背景に、ドローンによるラストワンマイル配送の実証実験や、塩尻・白馬地域での自動運転バスの実証実験など、具体的な取り組みが進んでいます。
加納氏は、地域の課題やアセット、テクノロジーが交差する場所にこそ、真に競争力を持つ巨大な市場が生まれる可能性があると指摘し、長野県発の企業が世界へ羽ばたいていく未来への期待感を語りました。
進化する資金調達と、VCが見る「モート」という視点

資金調達手段も、以前より大きく広がっています。八十二インベストメントやSSファンドによる株式出資や社債引き受けに加え、日本政策金融公庫や商工中金によるベンチャーデット、資本性ローン、長野県信用保証協会の創業支援資金など、選択肢は多様化しています。
投資判断で重視する指標については、単純な売上ではなく、解約されない限り毎月積み上がる年間経常収益「ARR(Annual Recurring Revenue)」を見ているといいます。受託開発のような単発の売上ではなく、継続的でスケールする収益構造を築けているかどうかが、上場を見据えるうえで重要な指標になるそうです。
さらに加納氏が強調したのが、持続的な成長を支える「モート」という考え方です。モートとは、他社に模倣されにくい中長期的な競合優位性を指す言葉です。せっかくいいアイデアがあっても、それだけでは、他社に真似されてしまうことも珍しくありません。実際に、加納氏が出向中に相談を受けていたシード期のスタートアップが、事業会社との壁打ちを経て、同じようなサービスを他社にリリースされてしまったという出来事もあったそうです。
データの蓄積によって後発の競合に乗り換えにくくなる仕組みや、複数のプロダクトを展開して顧客との接点を増やす戦略が、モートの構築につながるといいます。あわせて、組織規定の早期整備や、弁護士・CXOなど専門家の巻き込み、投資家に対する透明性の高い情報開示も、事業をスケールさせるうえでの土台になります。
今だからこそ狙える、長野のポジションと伸びしろとは

資金調達の環境が整いつつある今、加納さんが次に見据えるのは、長野県のスタートアップエコシステムをどう底上げしていくかというテーマです。むしろ、プレイヤーがまだ少ない今こそ、先行して動く価値があります。
鍵の1つは、起業家自身の目線の高さです。加納氏は、創業初期段階から「長野県発で世界と戦えるレベルを目指す」という意識や覚悟をどれだけ持てるかが重要だと強調しました。
そのための取り組みとして、様々なイベント等を開催していきたいとも語りました。
もう1つの鍵が、「セカンドティア人材」と呼ばれる、経営人材の確保です。CXO候補や、経営の右腕となるような人材は、今のところ東京に集中しています。企業を成長させていくうえで、こうした人材をどう長野に呼び込むかが今後のテーマとなります。
そして、連続起業家やエンジェル投資家の存在も、これから育っていく余地がある分野です。加納氏自身、長野県内で見聞きしてきた実感として、連続起業家やエンジェル投資家はまだ多くないと感じているといいます。地元に目指すべき先輩起業家がいることは、すぐに相談できる環境や、次の世代を生み出すサイクルの循環にもつながります。
加納氏は、こうしたエコシステムづくりは八十二インベストメント一社で担えるものではなく、長野県やSSSをはじめとする支援機関と共に作っていくものだと語ります。挑戦する起業家を全力でサポートしたいという思いを示し、資金調達や出資を求めていない場合でも、事業の壁打ちなど気軽に相談してほしいと呼びかけ、セミナーを締めくくりました。
信州スタートアップステーションでは、資金調達に関するテーマだけでなく、起業に向けたノウハウや、長野県の既存産業・注目領域を知るためのセミナーも今後開催を予定しています。長野での創業を考えている方は、ぜひご参加ください。
【アクセラ募集開始・8/17〆切】長野県で挑戦するスタートアップを募集します!
長野県では、県内での事業展開や実証、成長を目指す事業者を対象に、アクセラレーションプログラムを実施します。本プログラムでは、メンタリングや専門家との壁打ち、関係機関・企業との接続等を通じて、事業のブラッシュアップを支援します。
こんな方におすすめ!
✅事業アイデアを具体化したい
✅初期顧客開拓や事業モデル磨き込みに取り組みたい
✅地域課題解決につながる事業を前に進めたい
✅長野県内で実証や連携先開拓を進めたい
参加メリット!
👍メンターや専門家との壁打ちができる
👍事業の強みや課題が整理できる
👍県内企業や支援機関との接点が得られる
👍実証・事業化・成長に向けた足場を作れる
詳細・応募方法は長野県公式ホームページをご覧ください。
皆さまのご応募をお待ちしています!!
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東京で数々のプロジェクトや老舗銭湯「小杉湯」のブランディングを手がけ、現在は長野県小諸市で「文化ノ台所」を展開する井上拓美氏をゲストに迎えます。
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✔ 仲間の集め方
✔ 「食」から始まる事業づくり
「いつか起業したい」
「長野で何か始めたい」
「移住も選択肢にある」
そんな方におすすめのセミナーです。
・日時:2026年8月19日(水)12:00~13:00
・開催:オンライン(Zoomウェビナー)
・参加費:無料
地域には、まだ気づいていない価値がたくさんあります。
あなたらしい創業の一歩を見つける60分。ぜひお気軽にご参加ください!
【申し込み】
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_-dPGZmTCT7-nNX4Q78DKuQ#/
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https://www.facebook.com/ShinshuStartupStation

「経験ゼロ」でも起業できる?学生起業家が語るAIスタートアップ挑戦のリアル
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長野市からスタートアップ・起業家を生み出すコミュニティ「NAGANO STARTUP STUDIO(NSS)」の令和8年度プログラム開始に向け、キックオフイベントを開催します!
NSSを経て在学中にAI企業を創業した渡邉友哉氏を迎え、第1部ではアイデアから資金調達までのリアルな創業の軌跡をお話しいただきます。第2部では、メンター兼投資家の兼城駿一郎氏を交え、事業化プロセスを徹底解剖。
起業に関心のある方から支援者まで、ぜひご参加ください!
https://region.alphadrive.co.jp/event/nss_02_kickoff

生成AI×創業「事業アイデア創出ワークショップ」開催!
長野市
「起業したいけれど、何から始めればいいかわからない」
「頭の中のアイデアを形にしてみたい」
そんな方におすすめの体験型ワークショップを開催します!
今回のテーマは「生成AI×創業」。
生成AIを”相棒”として活用しながら、自分の想いや経験、強みを整理し、事業アイデアを具体的な形へとブラッシュアップしていきます。
アイデアがまだ漠然としていても大丈夫。
AIとの対話や参加者同士のグループワークを通じて、「やりたいこと」を言葉にし、新たな一歩を踏み出してみませんか?
こんな方におすすめ
- AIを活用した事業づくりに興味がある方
- 頭の中にあるアイデアを形にしてみたい方
- 一人で考えるだけでなく、参加者と意見交換しながらブラッシュアップしたい方
開催概要
日時
2026年7月26日(日)
13:30~16:30
会場
信州スタートアップステーション nagano(長野市)
定員
先着20名
参加費
無料
プログラム
- 13:30~14:00 オープニング・アイスブレイク
- 14:00~16:00 ワークショップ(ハンズオン・グループワーク・発表)
- 16:00~16:30 ネットワーキング・交流会
起業やAI活用に興味がある方であれば、年齢・所属を問わずご参加いただけます。
皆さまのご参加をお待ちしております!
申込み
下記のフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/4ZryBfMSfVDdzmKk9

【千曲市】男女共同参画セミナーを開催します!
誰もが自分の想いを一歩踏み出せる社会のために
〜女性の起業応援の視点もふまえて〜
1 日 時 令和8年7月17日(金) 午後1時30分から午後3時まで
2 場 所 千曲市役所 3階会議室 (※YouTubeでの後日配信の選択も可能)
3 講 師 渡邉 さやかさん(長野県立大学大学院ソーシャル・イノベーション研究科准教授)
4 テーマ 誰もが自分の想いを一歩踏み出せる社会のために
~女性の起業応援の視点もふまえて~
5 目 的 少子高齢化や人口減少が進む中、子育てや仕事、地域活動など、様々な場面で女性が活躍できる環境づくりが求められています。
一人ひとりが感じている想いや課題を、仕事や社会に繋げていくことは、地域の活力や新たな雇用の創出にもつながります。
挑戦する個人を行政・地域・周囲がどのように支え合えるのか共有し、女性の起業や社会参加を身近な選択肢と捉え、誰もが
自分のペースで一歩を踏み出していくためのヒントを考えます。
5 対 象 長野県在住・在勤・在学の方
6 参加費 無料
7 申込方法 下記フォームへの回答 または 千曲市人権・男女共同参画課への電話
フォーム:https://forms.office.com/r/ZEV9esiiMh
電話:026-273-1111(内線4121)

第53回月例会in長野市 7月3日(金)開催のお知らせ
【7/3(金) 第53回NIB月例会開催!】
今回は、ソウルドアウト創業、東証上場、博報堂グループへの200億円M&Aを経て、現在3度目の起業(株式会社ロケットスター)に挑む荻原猛氏が登壇!「ベンチャー経営のリアル」をテーマに語ります。
■会場:シソーラス 1F(長野市)
■聴講:無料(終了後に懇親会あり:要申込・会費約7千円)
上場・売却のリアルな知見を現地で体感し、熱い交流を。奮ってご参加ください!
公式:https://nib.xibase.jp/2026/06/19/getsureikai202607/

アントレプレナーシップ教育活動IJIE-NEXUS Future Design特別講座のご案内
5県(長野、埼玉、群馬、栃木、山梨)の国立大ネットワークで展開するアントレプレナーシップ教育活動IJIE-NEXUSの中で開催される、Future Design特別講座についてご案内です。
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<公式サイト>Future Design特別講座 旅する未発見教室2026
https://www.ijie-nexus.jp/future-design
<前期>
第1回 7/1(水)キックオフ「科学技術と芸術とデザインの相互作用/コンヴィヴィアルテクノロジー ― 人と技術が共に生きるためのデザイン」長野(工学)キャンパス AICS2F セミナースペース
https://futuredesign0701.peatix.com
第2回 7/6(月)「芸術的観察法を学ぶ」松本キャンパス 人文ホール
https://futuredesign0706.peatix.com
第2回 8/8(土)実践ワークショップ座学編「Hollywood式脚本術を空間的ストーリーデザインに応用する」権堂・Thesaurus
https://futuredesign0808.peatix.com
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<講座概要>
Future Design 特別講座は、科学技術と芸術・デザインを行き来しながら、研究や実践の前提を問い直す、全6回の公開講座です。
芸術は新しい問いを立て、デザインはそれを人の視点から解法を編み、技術はそれを社会の中でかたちにします。この往復を学ぶことで、研究や仕事、人生をただ進めるのではなく、これまでの見方を揺さぶり、「なぜそれをやるのか」を見つめ、自分の中に眠っていた動機や、まだ名前のない可能性と出会っていきます。
この講座は、答えを早く出すための場でも、効率的な方法論を学ぶところでもありません。そうした方法は時に、模倣されやすい危うさも孕みます。
むしろ、自分が何を当然だと思っていたのかに気づき、専門や先入観の外にある視点や、私たちを取り巻く環境を静かに観察する学びを得て、時を越える根源的な問いと、他が追随できないオリジナルな実践を見つける場です。内面的な旅であると同時に、現場を訪ね、国内外の第一線で越境的に活躍する実践者と出会う“旅する講座”でもあります。
本講座は、甲信・北関東の国公立大学ネットワークの連携のもとに実施します。現地での参加に加え、講義の記録やアーカイブを通じて、より広く学びに触れられる形も整えていきます。

「信州SOIPコンソーシアム」メンバー&共創提案者を募集します! 📣
プロスポーツチームと多様な産業を掛け合わせ、スポーツを起点とした新たなビジネスやサービスを生み出す「信州SOIPコンソーシアム」を始動します!
長野県内の地域課題を解決したい企業、スタートアップ、大学、自治体の皆さま、スポーツの力を使って新しい挑戦を始めてみませんか?
💡 選べる2つの参加形態(入会金・参加費無料)
1️⃣ コンソーシアムメンバー:情報共有やネットワーク形成に参加したい方
2️⃣ 共創提案者:プロスポーツチームと連携し、具体的な事業創出や実証実験(PoC)を行いたい方
※共創提案の応募をするためには、コンソーシアムへの入会が必要です。
🎁 「共創提案」採択者への強力なサポート
- 実証支援金を支給(1件あたり最大100万円)
- 事務局による手厚い事業伴走支援
- 中間発表や成果発表(DEMODAY)の場を提供
📆 主なスケジュール
- 6月15日:コンソーシアムメンバー入会申込 開始
- 7月1日:共創提案 応募受付 開始
- 7月8日 13:00〜14:00:オンライン応募説明会(要事前申込・7月7日締切)
- 7月31日:共創提案 応募締め切り
お申し込みはこちらから:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjU4-sB-d6zdLMViZhozJ1dwOtjGa7G-EfXP_2PJ-iSMuZSQ/viewform
公式サイト:https://shinshu-soip.jp/
