記事一覧
起業に興味がある
60件見つかりました
EVENT
2024.7.5

出張相談WEEK! @南信州・伊那谷

2024.7.5
イベント/セミナー/研修を探している とりあえず事業の相談がしたい 資金調達(投資/融資)を検討している

飯田エリア

伊那エリア

長野市と松本市に設置されている県の創業相談窓口「信州スタートアップステーション」が、地域の金融機関や支援機関の皆様と共に南信州・伊那谷にて3日間にわたる出張相談会を開催します!創業・起業に向けたご相談(ビジネスアイディアやビジネスモデルのブラッシュアップ等)や創業後の事業拡大に関するご相談(事業戦略やマーケティング計画等)など、起業・創業に関するどんな内容でもご相談をお受けいたします。また、当日は、相談窓口のみならず現地の支援機関の皆様とのコラボイベントも予定しておりますので、お気軽にお立ちよりください。

◆日程

DAY1:7/29 10:00〜 @エス・バード(飯田市)
DAY2:7/30 10:00〜@テンリュウ堂(飯田市)
DAY3:7/31 10:00〜@inadani sees(伊那市)

◆お申込方法

個別相談は事前予約制(相談無料)となっております。
以下の申込フォームにて、相談者様情報の記載及びご希望の日時等を選択してください。

https://forms.office.com/e/zsJsU78

※各コラボイベントは事前予約不要です。直接会場へお越しください。

(7/29のコラボイベントはオンライン開催となり、事前登録が必要です)

※以下のリンクからお申込みください

https://zoom.us/webinar/register/WN_zPMPRE84SlauPpJD3ziPcA

◆対象者

創業前から概ね創業後5年以内の方
既存企業の事業承継により創業する方及び新規事業に取り組む方

◆その他

詳細については、チラシをご覧ください。

INFO
2024.7.3

大町市「空き店舗活用事業」補助金

主催:大町市地域振興部まちづくり産業化商業労政係
募集期間:2024/07/03〜2025/03/31
2024.7.3
とりあえず事業の相談がしたい 資金調達(補助金/助成金)を検討している

大町市

この制度は、中心市街地の空き店舗を使用して開業しようとする方を支援し、商店街の活性化を図ろうとするものです。家賃補助と改修費補助があります。補助額は、家賃2分の1以内、限度月額10万円、12月、改修費は3分の1以内、限度額100万円。
要件等詳細は、大町市ホームページをご覧ください。

INFO
2024.7.3

大町市起業支援補助金

主催:大町市地域振興部まちづくり産業化商業労政係
募集期間:2024/07/03
2024.7.3
とりあえず事業の相談がしたい 資金調達(補助金/助成金)を検討している

大町市

地域の活性化及び定住促進を図るため、個人が新たに起業するために要する経費に対し、補助金を交付します。本補助金をご活用いただく場合は、事業の採択決定後から着手する必要があります。また、審査には一定期間(2~3カ月)を要することをご承知おきください。補助対象は起業に必要不可欠な設備等、補助額は100万円程度(加算条件あり)。
詳細は、大町市ホームページをご覧ください。

EVENT
2024.7.2

【7/19-21】WE-Nagano Global Conference

主催:WE-Nagano
募集期間:2024/07/02〜2024/07/21
開催期間:2024/07/19〜
2024.7.2
イベント/セミナー/研修を探している

県内全エリア

女性的な視点から創造する「良い企業」「良い地域」

WE-Nagano(Women Entrepreneurs Nagano)は、
すべての人が「わたし」を創造的に生きることを応援する長野県立大学発のプロジェクトです。
すべての人が起業家精神を持ち、一人一人がイノベーションを生み出す「わたし」として、グローバルな視座と女性的な視点から地域について考え、国籍・性別・世代・分野などを超えて、共に未来をつくっていく3日間のグローバル・カンフェレンスを開催します。

1・2日目は、仏教・アート・ビジネス・アカデミアの多彩な分野のスピーカーによるセッション。
3日目は、2日間のセッションを通じて生まれてきた気持ちをアートを通じて表現し、未来に繋げていくワークショップの実施。

—————————————————————————————————
◾️開催日・場所
   7月19日(金)   長野市芸術館 アクトスペース( 鶴賀緑町番地1613)
   7月20-21日(土)  長野県立大学(長野市三輪8-49-7):   
◾️お申し込み
   https://we-nagano-01.peatix.com/
   (一部、先着順/有料セッションがございますので、お申し込みをお願いします)

WE-Nagano HP:https://we-nagano.com/
—————————————————————————————————

EVENT
2024.7.1

信州・創業入門ゼミin中信

募集期間:2024/07/01〜2024/07/18
開催期間:2024/07/20 第1日目  2024/07/27 第2日目〜2024/07/27
2024.7.1
イベント/セミナー/研修を探している とりあえず事業の相談がしたい 資金調達(投資/融資)を検討している

県内全エリア

新規事業を成功に導くために必要な心構えや基礎知識を学び、様々な困難を乗り越えるための2日間の入門講座。専門家講師のもと、ディスカッションを重視したゼミナール形式の講義運営が特徴です。自分なりの事業計画書を書いた先はお近くの商工会・商工会議所の経営指導員が伴走して、計画の実行や各種支援施策の活用をサポートいたします。

ARTICLE
2024.6.28

「はたらく」を 小さく わたしらしく つくりだす 学生起業のすゝめ

主催:SSSW
2024.6.28
イベント/セミナー/研修を探している とりあえず事業の相談がしたい

県内全エリア

こんにちは〜!
SSSWのコーディネーターをしている合同会社キキの川向思季です。

長野県の女性の創業・起業支援(Shinshu Startup Station Women:SSSW)は、
2023年度から始まり、個別相談員/メンターとしても2年目となります。

合同会社キキは、「こうありたい日常を自らの手でつくり出す」を掲げ、
#暮らし #学び #はたらくをテーマに、仕組みを整える仕事をしています。
合同会社キキ自体、学生起業とこいうこともあり、
普段から若い世代の「やってみたい」の声を聞くことも多いです。

現在もメンバーの半分以上が社会人大学生や学部生、
立ち上げメンバーが20代前半女性ということもあり、
いろんな悩みを抱えながらいろんな人に助けられている日々です。
SSSWでは、同じ悩みを抱えた人に寄り添いつつ、
一緒に考えたり乗り越えたいと思い参画しています。

*

「起業」という言葉を聞くと、ビジネス色の強いエネルギッシュなイメージ
を持つ方も多いと思いますが、起業のあり方は多様化しています。

その中でも、自分の名前でお仕事をするフリーランス(個人事業を含む)は
働き方に自分らしさを求める若い世代や、様々なライフイベントを迎える女性に人気です。

私たちの会社も、創業メンバーの2人が会社を立ち上げる前は
それぞれ個人として、「はたらく」を小さくつくる練習を積み重ねていました。
学生の頃は、お金目的で始めた訳ではありませんでしたが、
続けていきたいという思いから、なんとなく月3〜5万円と考えていたと思います。

ロールモデルとなる、いいメンターと出会えたことが何よりのきっかけとなり、
企画の方法やコミュニケーションはもちろん、請求書の出し方まで、
初めは全て真似るところから始まり、今は自分のやり方を少しずつ確立しているところです。

学生起業に取り組む人もいろいろなパターンがあります。
学生時代に頑張り、その経験を活かし就職する人もいれば、
後輩に譲渡/継承するという人も。
卒業後もその事業で暮らしていく人もいます。

学生起業の大きなメリットは圧倒的に時間があることです。
そして学生という立場上、教えてくれる人が多いということです。
わからないことをわからないと言えることが、学ぶきっかけをつくります。
そして20代の学びはかけがえの無い財産となります。

もしかしたらその先に、一緒にやりたい人や、心地よい規模、
人生をかけて挑戦したい未来への希望とめぐり逢うのかもしれません。

EVENT
2024.6.17

Meet Up 33GAKU Vol.2

主催:一般財団法人松本ものづくり産業支援センター
募集期間:2024/06/14〜2024/06/21
開催期間:2024/06/21〜
2024.6.17
イベント/セミナー/研修を探している とりあえず事業の相談がしたい 資金調達(投資/融資)を検討している

松本市

サザンガクでは、起業にまつわるゲストをお招きし、トークセッション+交流会のイベント「Meet Up 33GAKU」を開催しています。
第2回となる今回は、株式会社ATOMica 代表取締役Co-CEO 嶋田瑞生さん、フューチャーベンチャーキャピタルの石坂颯都さん、そしてSSS松本主任コーディネーターの佐藤崇道さんをゲストにお招きします!
「起業に興味あるけど何から始めたらいいんだろう・・・」
「資金調達ってそもそも何?」
「地元で起業するヒントが知りたい」
こんな悩みがある方は是非ご参加ください!

イベントの詳細についてはこちらから↓
https://33gaku.jp/events/event/meet-up-33gaku-vol-2%ef%bc%882024-06-21%ef%bc%89/

EVENT
2024.6.7

【第3期 小商い講座 in IIZUNA 無料体験ワークショップ】開催! 

主催:株式会社カンマッセいいづな
募集期間:2024/06/07〜2024/06/26
開催期間:2024/06/20・2024/06/26〜
2024.6.7
イベント/セミナー/研修を探している

飯山エリア

長野エリア

【小商い講座とは】
自分の「好き」から始める小さな仕事づくり。自分ならではのアイデア、仕事・趣味・子育ての経験を全部活かして、自分も家族も地域も幸せになる新しい働き方のお誘いです。
等身大の自分でOK!仲間と一緒に、今やれることを、この町から「小商い講座」で一歩踏み出してみませんか?

\こんな方にオススメ/
・地域にいいことをしてみたい
・特技や趣味を生かして役に立ちたい
・応援し合える仲間が欲しい
・家族も自分も大事にしたい
・いつかは「好き」を仕事にしたい

【無料体験ワークショップ】
〇日時
2024年6月20日(木) 10:00~12:00
2024年6月26日(水) 10:00~12:00
〇内容
小商い講座 本講座の開催に先立ち、講座の内容や魅力をお伝えするとともに、実際の講座の雰囲気を体験いただけるワークショップです。(町内・町外在住は問いません)
〇定員  15名(先着順)
〇参加費 無料
〇会場 いいづなコネクトEAST  2階 ツクリバLABO    飯綱町大字赤塩2489

詳細や申し込みは下記のHPよりお願いします。
https://tsukuriba-iizuna.com/school/create-course/post-613-2/

ARTICLE
2024.6.6

SSSWコラム

主催:SSSW
2024.6.6
とりあえず事業の相談がしたい

飯山エリア

長野エリア

大町エリア

松本エリア

木曽エリア

飯田エリア

伊那エリア

諏訪エリア

上田エリア

佐久エリア

こんにちは。
SSSWの全体統括を務めている渡邉さやかです。

長野県の女性の創業・起業支援(Shinshu Startup Station Women:SSSW)は、2023年度から始まり、今年は2年目になります。
SSSWは、長野市を中心として活動するBiotopeや合同会社キキ、塩尻市を中心として活動するスナバ、飯田市を中心として活動する株式会社norms、そして今年度は上田市を拠点とするARECとの連携により様々な活動を実施しています。

2024年度の今年は、昨年度から実施している女性のメンターによる個別相談の実施や、長野県の各地(北信・中信・東信・南信)それぞれの地域で3回ずつ以上のコミュニティ形成に資するような対面イベントの実施、オンラインセミナーなどを実施していく予定です。
また、今年度はより地域を超えてのネットワークも少しずつ作れたらいいなぁと考えているところです。
これから順次情報公開していきますので、楽しみにしていただけたらと思います!
 
*

これは必ずしも女性だけでの課題ではないですが、創業・起業をしようとするときに、最初の一歩を踏み出してくれる仲間の存在は重要です。また仲間だけでなく、事業の相談ができるメンターの存在も重要であるというのは学術研究的にも多く語られています。
またメンターには、自分が起業や事業をしようとする分野に豊富な知見がある存在・起業プロセスを経験したことのある先輩的な存在・自分と属性が似ていている同志的な存在・財務/法務/広報などの専門的な知識を必要とする専門家の存在という4つの種類がいると良いと言われたりします。

SSSWで提供できることは限られますが、このプログラムをきっかけとして、起業だけでなく新たな一歩を踏み出そうとする方の応援ができるようにしていけたらと願って、チーム全員活動をしています。
ぜひ気軽に声がけをしていただけたらと思いますし、メッセージなどもしていただけたらと思っています。

ARTICLE
2024.5.23

創業をもっと身近に。コーディネーターに聞く、「信州スタートアップステーションnagano」でできること<後編>

2024.5.23
とりあえず事業の相談がしたい

県内全エリア

長野県を「日本一創業しやすい県」にすることを目指して設立された創業支援拠点「信州スタートアップステーション」(SSS)。インタビュー前編では、SSS主任コーディネーターの森山祐樹(もりやまゆうき)さんに、SSSの創業支援の活動や、具体的な活用の仕方を聞きました。

後編では、「まだ形になっていないアイディアの段階でも、気軽に相談に来てください」と呼びかける森山さんに、実際の相談事例を聞いていきます。

<お話を聞いた人>
信州スタートアップステーション主任コーデイネーター 森山祐樹(もりやまゆうき)さん
令和2〜6年度のSSS主任コーディネーターとして県内に豊富なネットワークを持つ。これまで担当した創業相談は延べ1,000件以上と、幅広い業種に精通。

創業の芽を潰さない。否定ではなく前向きな提案を

ーー「創業」とは、具体的なアイディアがある人たちが事業を立ち上げることだと思っていました。SSSでは、「創業」の選択肢がない状態も、創業初期段階と考えているのですね。

そうなんです。これまでの県内の主な「創業支援」では、創業の決意を固めている段階の層しか支援が出来ていませんでした。しかし、それだけでは「創業する人」の数は増えていかないですよね。

そこでSSSでは、「創業したい」という思いのある方や、創業に向けて準備している方だけでなく、そもそも「創業する」という選択肢を知らない層や、アイディアはあるけれど具体的なビジネスのイメージが固まっていないという層までサポートしています。

ーー実際に、どんな方が創業の相談に来るのでしょうか。

学生さんから、会社員として働きながら創業を考えている方、子育てが落ち着いた主婦の方、また、定年退職後に新しく事業を始めようとする方など、年代や職歴を問わずいろいろな方が相談にいらっしゃいます。

「何かやりたい」という思いがある人から、既に創業済みである程度成長しており、これから更に成長していきたいという人まで、創業のステージも様々です。

ほかの支援機関に事業計画を持ち込み、「こんな計画ではうまくいかない」と否定されたという方がSSSに相談にくることもよくあります。

ーー人から否定されたアイディアや事業計画でも、SSSに持ち込んでいいのですか?

もちろんです。創業するということは、まだこの世にないビジネスを生み出すということを多分に含むケースがあります。そういう場合、既存のビジネスの枠にあてはめられ、「そんなの無理だよ」と言われて創業を諦めてしまった方がいるかもしれません。

ですが、私たちは、人に迷惑をかけなければ創業する内容というのは基本的に自由だと考えています。もちろん、本人の向かいたい方向と事業の内容がずれている場合には、「方向転換をしてみましょうか」と助言をすることはありますよ。でも、やりたいことをわざわざ否定する理由はどこにもない。SSSでは、常に「一緒に何ができるかを前向きに検討していく」姿勢でいます。

社会課題に対する気付きや思いも、創業の一歩になる


株式会社コンタクトの運営する、眼科に特化した求人プラットフォーム「コンタクトキャリア」 

ーー個別相談から実際に創業に至った事例を教えてください。

たとえば、2022年に創業した株式会社コンタクトの代表・依田龍之介(よだりゅうのすけ)さんは、大学院生の頃にSSSに相談にやってきた方です。

依田さんは、大学で医療技術について学んでおり、目の検査の専門家に必要な視能訓練士の国家資格を取得していました。

学びを深める中で、視能訓練士は眼科の仕事に欠かせない存在でありながらも慢性的に人が足りていないことや、医療機関から出ている求人情報の情報が不足しているという課題を感じた依田さんは、視能訓練士の認知度を上げ、待遇を改善するためのビジネスをしたいとのことでご相談にいらっしゃいました。

ーー「社会の課題を解決するために何ができるか」という思いが、創業の一歩になったのですね。

依田さんは、「視能訓練士は価値のある仕事だと発信したい。そしてその待遇を改善したい」という思いから、事業の方向性を固めていました。

まずは個別面談を通し、具体的にどんな事業をしていけばその思いが実現できるのかを一緒に考えていくとともに、どのようなモデルでユーザーを獲得し収益を上げていくのかを検討していきました。それに加え、その事業の実現のために必要な資金量と調達手段についてもご相談しました。

その後、2022年の6月には視能訓練士の働き方などの記事を配信するサイト「Contactメディア」を立ち上げ、その後、眼科に特化した求人プラットフォーム、「Contactキャリア」をスタートさせました。

ーー創業に至るまでは、どんな課題がありましたか?

「目の専門家に特化した就活支援」は、あまり一般的でないサービスだったこともあり、当初見積もった事業資金規模(必要資金規模)に対し、既存の金融機関から十分な融資を受けるのが難しい状況でもありました。

そのため、依田さんの場合は、融資だけでなく、信州スタートアップ・承継支援ファンド(信州SSファンド)の投資と組み合わせて資金調達を行いました。

スモールビジネス?スタートアップ?両方の選択肢を示せることがSSSの強み


依田さんは、信州スタートアップ承継支援ファンド第一号に

ーー事業内容の深堀りだけではなく、資金調達の仕方についてもサポートしてもらえるのですね。

SSSでは、県内の金融機関や商工団体と連携している他に、スタートアップ向けのファンドとも連携しているため、スモールビジネスとスタートアップビジネス、両方の選択肢を示した上で、起業家の可能性を広げることが可能です。

ーースモールビジネスとスタートアップビジネスの違いはなんですか?

スモールビジネスとは、小規模の事業からはじまり、得た利益を次の投資に回すことで時間をかけて成長していくビジネスのことです。一方、 スタートアップ企業は第三者の資金も活用しながら短期的に急成長するビジネスであることが多い、スモールビジネスとは成長速度やリスクの度合いが異なります。

例えば、同じコーヒースタンドでも、創業者が「長野駅前で一店舗だけ経営したい」と考えているのであればそのリスクは小さく、スモールビジネスと言えるかもしれませんが、「●●な価値を提供するため、世界中に同時に多店舗展開したい」と考えていたら後者はリスクの度合いが前者よりも格段に大きく、スタートアップビジネスと言えるかもしれません。

「自分はスモールビジネスでいい」と思っていた人が、創業後に方向転換しスタートアップビジネスに向かっていくこともありますし、逆に、世界を目指すつもりが、いざ創業してみたら「やっぱり身の丈にあった経営をしていきたい」と意識が変わる人もいます。

ーーSSSでは、どちらを目指す場合でも柔軟に対応できると。

スモールビジネス、スタートアップビジネス、どちらが良い悪いということはありません。どちらの特徴も把握した上で、様々な選択肢を起業家自身が持てることが重要であると考えています。そのため、SSSではアイディアにおいても資金においても、起業家の選択肢の幅を広がるお手伝いをさせて頂いてます。

なお、資金さえ調達できれば新規創業がうまくいくわけではありません。当初の資金調達が順調であった企業でも、その後はなかなかビジネスが軌道に乗らなかったため、SSSでは継続的な支援を行うケースもあります。

創業に向いているのは「へこたれない人」。失敗を乗り越える前向きさが事業を成功へ導く


「SSS Nagano」で個別相談に応じる森山さん

ーー継続的な支援というのは?

定期的に相談の時間を設けて、例えば「狙っているターゲットは合っているのか?」、「どんなアプローチをしたらうまくいくのか?」等を一緒に考えたりもします。新しいアプローチがうまくいかなかった場合は、「何がだめだったんだろう?」、「じゃあ次はどうする?」とまた次の手を練っていきます。

ーー「創業したら終わり」ではなく、創業後も継続的に事業のブラッシュアップを続けていく。

ブラッシュアップを経て、事業が軌道に乗ってから急成長を遂げた方もいらっしゃいます。

現在も、さらに事業を成長させていくために、定期的に個別相談を続ける企業さんもいらっしゃいます。前述の依田さんも、SSSのセミナーに登壇いただくなど、今度は先輩起業家としてSSSに関わってくれています。

ーー長年創業支援をしている森山さんから見て、創業する上でどういう人がうまくいくと思いますか?

やっぱり、へこたれない人ですね。創業するということは、成功する可能性と同じくらい、失敗する可能性もあります。ただ、私たちは、創業する上で失敗は当然だと思っています。そこからまた挑戦すれば、あとは伸びていくだけですから。

ですが、ただやみくもにやり直すだけでは成功にはつながりません。どこがだめだったのか、どうしてだめだったのかを分析し、修正した上で、何度もトライできる前向きさが必要です。

そして、「次はどうしたらうまくいくのか」を一緒に考えるのも私たちコーディネーターの仕事です。へこたれずに何度でも相談に来て、SSSのことをたくさん使い倒して下さいね。

INFO
2024.5.23

起業・創業に関する相談窓口の設置

主催:野沢温泉村
募集期間:2024/05/18〜2025/03/31
2024.5.23
とりあえず事業の相談がしたい 資金調達(投資/融資)を検討している 資金調達(補助金/助成金)を検討している

飯山エリア

野沢温泉村では、起業・創業に関する相談窓口を設置しています。ビジネスモデルの構築、マーケティング、財務、資金調達、許認可取得等、創業に関することをお気軽にご相談ください。野沢温泉村は、創業支援等事業計画認定自治体になりました。特定創業支援等事業を受講すると、登記費用の軽減や、創業関連保証の優遇措置が受けられます。