長野県創業支援センターの研究開発室の利用者を募集します
県内全エリア
長野4室、岡谷2室の利用者を募集します。
対象者は、次のいずれかに該当し、かつ、自主的に研究開発を行う意欲のある個人・会社です。
〇 製造業、ソフトウェア業、その他創業支援センター所長が認める業種に属する事業を開始しようとする者又は開始した日以後5年を経過していない者
〇 新たに上記事業に係る研究開発に挑戦し、かつ、当該事業に関し新たに事業部署を設置しようとする会社(中小企業者)又は設置後2年を経過していない会社(中小企業者)
詳細は、当センターのサイトを御覧ください。
【信州オープンイノベーションフォーラム】
AIやIoT等の新技術による変革が絶え間ない今日において、企業が収益力の維持・向上を図るためには、自前主義を脱却し、新しい技術や
アイデアを持つスタートアップ企業との協業(オープンイノベーション)へ積極的に挑戦し、新たな価値を創出していくことが極めて重要です。
この度、県内のオープンイノベーションの気運醸成を目的とした県内企業とスタートアップ企業の出会いの場として「信州オープンイノベーションフォーラム」を開催します。新規事業を検討されている県内企業の経営者様、新規事業ご担当者様のご参加をお待ちしております。
【タイムスケジュール】
14:00~14:30 開場 ・ 受付
14:30~14:35 開会挨拶
14:35~14:45 主催者挨拶(長野県産業労働部長)
14:45~15:35 基調講演「長野県におけるオープンイノベーションの可能性 ~共創で広がる新たな価値~」
(株)Henry Monitor 代表取締役社長 小松 隆史様
15:35~15:45 休憩
15:45~16:35 スタートアップ企業 ピッチ (6社)
16:35~16:40 閉会挨拶
16:40~17:00 交流 ・ 名刺交換会
【お申し込みURL】
https://zoom.us/webinar/register/WN_5Fo6c6pXTzOT4x8kI7upyw#/registration
【日程】
2025年2月17日(月)14:30~17:00
【会場】
駅前交流テラス 「すわっチャオ」フリースペース
諏訪市諏訪一丁目 6 番 1 号 アーク諏訪 3F
【起業家・フリーランスのためのコワーキングスペース活用術】
県内の様々な特色を持つコワーキングスペースのコミュニティマネージャーに登壇いただき、ユニークな支援プログラムを紹介いただきます。起業家やフリーランスの皆さんにとって有効なコワーキングスペース活用術を学んでいただき、地域に活動を広めるきっかけとしていただけますと幸いです。
【タイムスケジュール】
12:00-12:03 登壇者のご紹介
12:03-12:45 コワーキングスペース
独自プログラムの紹介
12:45-13:00 Q&Aなど
【お申し込みURL】
https://zoom.us/web…/register/WN_MO-y82kcSymrygA_GmQGwg…
【対象者】
県内の起業家、県内で起業を
考えている方、フリーランス、支援機関等
【登壇者】
・柳澤 拓道氏
株式会社MoSAKU 代表/ワークテラス佐久運営責任者
・津田 賀央氏
Route Design合同会社代表/サービスデザイナー
富士見 森のオフィス 運営代表
PILE -A collaborative studio- 運営代表
・阿部 航大氏
一般財団法人松本ものづくり産業支援センター
ICT支援担当係長/サザンガク施設長
・吉川 剛史氏
株式会社カンマッセいいづな取締役
Be bright!~うえだ女子 創業Cafe~Chapter2
県内全エリア
11月に開催しました女性創業者の交流会「Be bright!~うえだ女子 創業Cafe~」。
好評につき、第2弾の開催をいたします!
今回、第1部では上田地域で活躍中の女性創業者の方をゲストにお迎えし、
ご自身の事業の体験談やアドバイスなどをお話しいただきます。
第2部ではゲストの方にもご参加いただき、立席式の交流会を行います。
「うえだ女子 創業Café」で女性創業者同士の輪を広げてみませんか?
まだ理想は叶っていない。だから、なんでも出来る。地元に「ないもの」を作り続ける「Kitchen & Bar SABO」の挑戦【後編】先輩起業家インタビューvol.12
起業する。会社を立ち上げる。「創業」と一口にいっても、そのあり方は人それぞれ。同じ選択や道筋は一つとしてありません。魅力的な先輩起業家が数多く活躍している長野県。SHINKIの先輩起業家インタビューでは、創業者の思いやビジョン、創業の体験談や、本音を掘り下げます。
「やっぱり『ないものを作っていく』って面白いですよね。僕は、自分じゃなくてもやれることはやりたくないんです。『長野市でSABO2号店を出さないの?』とよく聞かれるのですが、僕は長野市で飲食をやりたいとは思っていないんです。だって、もうあるから。十分足りていると思うんです。僕は『ここにないから作りたい』ってマインドだし、ないからこそやりたくなる。」
そう語るのは、須坂市のカジュアルレストラン「Kitchen&Bar SABO」を営む株式会社SABO代表の関谷隆彦(せきやたかひこ)さんです。関谷さんは、学生時代から料理人を志し、東京の調理製菓専門学校へ進学。卒業後は東京で修行を積み、25歳で長野県にUターンをし、独立に向けて動き始めました。
インタビュー後編では、独立後の葛藤と気持ちの変化、今後須坂で挑戦したいことについて聞きました。
<お話を聞いた人>
株式会社SABO 代表・関谷隆彦
長野県須坂市出身。高校卒業後に上京し、調理の専門学校に通う。卒業後、都内の五つ星ホテルや町場のイタリアンで修行を積み、結婚を機に長野にUターン。長野市のレストランで勤務後、須坂のKitchen&Bar SABOのシェフに。当時のオーナーから店舗を譲り受け、店長となり、株式会社SABOを立ち上げる。
オーナー引継ぎ後に見えてきた理想と現実のギャップ
――インタビュー前編では、前オーナーからSABOを譲り受ける形で独立するまでの経緯をお聞きしました。自分のお店を持つようになってからは、自分の作りたい料理を出せるようになりましたか?
いえ、実際に自分でお店を経営していくようになってからは、理想と現実のギャップを感じました。最初の頃は、今でいう長野市の「Hanten」のようなスタンスで、カッコよく料理を出したかったんです。ですが、いざスタッフを抱えながらお店を経営する立場になると、長野市よりも田舎の須坂市でレストランをやるには、価格帯やお客さんの舌の肥え具合を考えるとどうしてもクオリティを調整していかないといけないという壁にぶち当たりました。
僕としては「良い食材を良いまま出したい」という思いがあったのですが、どれだけ気合いを入れて自分のいいと思う料理を出しても、注文が入らなかったらお金にならない。せっかくいい食材を仕入れたのにロスになってしまったり、既成の揚げ物を使わないと利益が出なかったり。そういう葛藤を経て、「自分が本当に好きな料理を出せればいい」という気持ちは少しずつ変わってきましたね。
――SABOに入った当初は「自分ならもっといい料理が作れる」と思っていたところから、お店を経営していく目線になり、現実が見えてきたと。
そうなんです。僕がおいしいと思ったものが、そのままお客様にもおいしいと捉えてもらえるわけではなかった。「前の方が良かったよね」と言われることもあり、「僕がクオリティに納得できずに提供していた料理の方が、お客さんには好まれるんだ」とショックを受けました。
――そのショックは、どうやって乗り越えたのですか?
ショックはショックでしたが、マイナスなものではなくて。「そうか、そういう人もいるのか」と勉強になりましたね。前向きに、「自分が本当に出したい料理はまたいつかやればいいや」と思えました。
ただ、「自分とは合わないからどうでもいいや」とはなりたくなかったので、新しいメニューを作ったり、スタッフを料理人として最低限のレベルまで育てよう、とは常に考えています。
――逆に、須坂市でお店を持てて良かったなと思うことはありますか?
たくさんありますよ!まずは自分の地元で子供にかっこいい姿を見せ続けられている、親孝行ができていることですね。それから、僕は今35歳なんですが、この歳になると今まで散り散りになっていた同級生が結婚したり子供ができたりして、定期的に実家に帰ってくるようになるんです。そうすると、やっぱりみんなSABOに来てくれるんですよ。長野に帰ってきてから約10年が経って、自分は元々そんな場所を地元に作ることを目指していたことを思い出せました。
「ここにないから作りたい」が自分の原動力
――ほかにはどんないいことがありましたか?
コロナをきっかけにテイクアウトとデリバリーの事業を始めたことも自分の中では大きな手ごたえがありました。須坂にはまだUber Eatsが入ってきていないので、僕を含めたスタッフが個人の車で直接お客さんのご自宅や職場に配達に行っています。お届けしたときの反応が直接見られるのはうれしいですね。
――コロナが落ち着いた今、スタッフ自ら配達に出るというのはお店にとっては負担ではないですか? どうして続けることにしたのでしょうか。
たしかに、今はテイクアウト・デリバリーの需要は下がりつつあります。ですが須坂市内には、足腰が弱ってなかなか買い物に出られなかったり、免許を返納して車を使えなかったりする高齢者のお客さんも多いんですよ。そういうおばあちゃんが、「孫が遊びに来るから」とSABOに電話で注文してきてくれるわけです。
ほかにも、うちは3000円以上の注文からデリバリーを受け付けていて、高齢のご夫婦の場合はどうしても量が多めになってしまうんです。でも、配達しに行ったときに「今日も明日もちょっとずつ食べるのよ」と言っていただけるとやっぱりうれしくて。地元の人のそういった声を聞くと、「あぁ、やめられないな」と思いますよ。
――それはうれしい反応ですね。須坂にまだなかったサービスを自分たちで立ち上げたからこそ、得られた声でもありますね。
やっぱり「ないものを作っていく」って面白いですよね。僕は、自分じゃなくてもやれることはやりたくないんです。「長野市でSABO2号店を出さないの?」とよく聞かれるのですが、僕は長野市で飲食をやりたいとは思ってなくて。だって、もうあるから。僕は「ここにないから作りたい」ってマインドだし、ないからこそやりたくなる。
――「ここにないから作りたい」が、関谷さんの原動力になっていると。
ここ数年の新しい取り組みとして、須坂の飲食店仲間や、地域おこし協力隊の仲間と、須坂市で「肉フェス」や「餃子フェス」といったイベントを開催しています。いずれは大規模な野外音楽フェスを須坂でやれたらと考えていて。
田舎だと、ライブハウスやクラブみたいな音楽に触れられる場所がない。須坂にいる子どもたちが、小さい頃から生の音楽に触れて、「俺の町にあいみょん来たんだぜ!」とか「こんなフェスがあるんだぜ!」と誇れるようになればうれしいなと。
理想の料理が出来ていないからこそ、可能性が広がっていく
――初めの頃の「自分の好きな料理を作れさえすればいい」という気持ちから、だんだん「須坂の町で新しいことをやっていきたい」という気持ちに変化していったのですね。
というよりも、「自分が本当に作りたい料理」を須坂でまだやれていないからこそ、「どうしたらできるかな」「誰とだったらできるかな」と少し俯瞰しながら探っているうちに、いろんな人に出会えて、「一緒に何か面白いことをやってみようよ」と話が広がっていったんです。その中で「人生一回きりなんだから、料理以外のことだって、やりたいならやっていいじゃないか」と思うようになれました。
――自分のやりたい方向性を探るうちに、新たな出会いがあって仲間もできて、新しい変化が起きていった。
もし、最初から須坂で自分のやりたい料理を貫けていたら、イベントなんて出来てなかったと思います。だって、それだと僕が常に店に立っていないとダメだから。スタッフが育ってきて、自分がいなくても店が回るようになったから、料理以外のことにも取り組む余裕が出来ました。その状態になるまでは大変でしたけどね!(笑)。まだ理想を叶えられていないからこそ、今こうして色んなことが出来てると思うと感慨深いですね。
――お店を投げ出さずに、スタッフを育てることに注力したからこそできることの幅も広がってきたのですね。
SABOの若いスタッフが自分のやりたいことを言ってくれるようになってきて、それに対して自分が「いいよ、やってみなよ」と言える余裕が出来たこともうれしいですね。
最近は、パティシエの子が「マカロンケーキのお店をやりたい!」と言ってくれたので、SABOとして須坂のチャレンジショップを借りてお店をやってみたんです。それが地元の方にかなり好評で! 本人も、お店の経営は思っているよりも簡単じゃないことを知れただろうし、これだけ努力して時間も費やして作ったマカロンがたかが600円にしかならないという辛さも味わえたと思うんです。
ポンと独立していきなり店を構えるのは難しいと思うので、まずは僕がサポートした上でSABOの一部門として挑戦してもらい、そこから独立につなげていった方がいいのかな、と今は考えていて。
――そうしてSABOスタッフの挑戦が続いていったら、須坂がどんどん面白くなりそうですね。最後に、これから長野で起業したい人へのメッセージをお願いします。
一番は、諦めないことだと思います。辞めないこと、続けること、それだけ。何か一つだけでも「辞めていないこと」があれば自分の自信になると思うんです。
あとは、周りに見ていてくれる人がいることが大事だと思います。「あいつ、なんだかんだずっとやってるよな」って見守っていてくれる人。それが仕事であろうと趣味であろうと、何かを続けることが大事なんだと思います。
起業をする人って、どこかちょっとバカというか、周りと違う人が多いと思うんですが、その「自分は人と違うかも」という気持ちは大事にした方が良いと思います。時には自分の気持ちを隠して人と合わせることも大事だけど、なかったことにして完全に合わせちゃうのは違うと思うから。その気持ちを消さないでください!
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まだ理想は叶っていない。だから、なんでも出来る。地元に「ないもの」を作り続ける「Kitchen & Bar SABO」の挑戦【前編】先輩起業家インタビューvol.12
起業する。会社を立ち上げる。「創業」と一口にいっても、そのあり方は人それぞれ。同じ選択や道筋は一つとしてありません。魅力的な先輩起業家が数多く活躍している長野県。SHINKIの先輩起業家インタビューでは、創業者の思いやビジョン、創業の体験談や、本音を掘り下げます。
「いつか自分でレストランをやりたいとは思ってはいましたが、それは店を持つこと自体が目的ではなくて。僕はただ、誰にも何も言われずに自分の好きな料理が出せればよかったんです。」
そう語るのは、須坂市のカジュアルレストラン「Kitchen&Bar SABO」を営む株式会社SABO代表の関谷隆彦(せきやたかひこ)さんです。関谷さんは、学生時代から料理人を志し、東京の調理製菓専門学校へ進学。卒業後は東京で修行を積み、25歳で長野県にUターンをし、独立に向けて動き始めました。
インタビュー前編では、料理人としての修行を積んだ東京時代、地元へのUターンを決めるまでの経緯について聞きました。
<お話を聞いた人>
株式会社SABO 代表・関谷隆彦
長野県須坂市出身。高校卒業後に上京し、調理の専門学校に通う。卒業後、都内の五つ星ホテルや町場のイタリアンで修行を積み、結婚を機に長野にUターン。長野市のレストランで勤務後、須坂のKitchen&Bar SABOのシェフに。当時のオーナーから店舗を譲り受け、店長となり、株式会社SABOを立ち上げる。
須坂駅前のカジュアルイタリアン「Kitchen&Bar SABO」
――まずは株式会社SABOの事業について教えてください。
株式会社SABOは、須坂駅前でカジュアルレストラン「Kitchen&Bar SABO」を経営しています。「Kitchen&Bar SABO」は誰でも気軽に入れるカジュアルなお店です。高価格すぎず、かといってリーズナブル過ぎるわけでもない。デートでも飲み会でも、家族との食事でも、様々なシーンでご利用いただけます。
料理のジャンルはイタリアンがベースです。ランチはピザ・パスタがメインで、サラダが食べ放題・ドリンクも飲み放題です。オープン当初、須坂市にはサラダ食べ放題のお店がなかったのでこのシステムにしました。ディナーでは、お肉や魚、お野菜のメニューもあります。スイーツにも力も入れており、オーダーケーキも人気です。
2022年からは、須坂市の飲食店で初のテイクアウト・デリバリーも始めました。現在は須坂店の一店舗のみの営業ですが、今後は業態に関わらず、須坂を中心に長野県で様々な事業を展開していきたいと考えています。
――もともと、いずれは自分のお店を持ちたいという思いがあったのでしょうか。
はい。僕は須坂市出身で、料理の道を目指し始めたころから、「いつか、地元を離れた友達が帰ってくる場所を須坂に作りたい」という思いがありました。
僕自身も、調理師の専門学校に入るために一度上京し、東京で修行を積んでから須坂に帰って来てSABOで働き始めたんです。SABOはもともと、別のオーナーが経営していた店舗だったのですが、独立を考え始めた頃に前オーナーに「このままSABOをやらないか」と言っていただき、そのままオーナーを引き継ぐ形で創業しました。
東京での修行を経て、結婚を機に長野にUターン
――東京で修行していた頃のお話を教えてください。
専門学校卒業後は、六本木にある高級ホテルの結婚式場のレストランで働いていました。そこでは、思い描いていた料理の仕事と現実のギャップを感じましたね。
――どんなギャップがあったのですか?
とにかく人が多いので、ほとんど料理というよりも作業なんですよ。たとえば、火曜日に葉っぱを千切り、水曜日に食材を切って、木曜日はそれを炒める。金曜日に全部形にして、土日に結婚式をやる、といった流れでした。
有名なホテルだったので、名前を出せば「えっ、そこで働いてるんだ!」と周りからは良い反応をされる。でも実際は、お客さんの顔も見えないまま、何になるかも分からない葉っぱを千切る毎日で。つらかったですし、「料理の仕事をしている」と胸を張って言えませんでした。三年目になる頃に「このままでいいのか?」と焦りを感じ、ホテルに了承をいただいた上で町場のイタリアンレストランでもアルバイトを始めました。
――ホテルで働きながら、アルバイトも。
はい。ホテルの仕事が終わったあとに、レストランで料理の経験を積む、という生活を一年くらい続けました。そこで飲食業界のツテができたので、ホテルを辞めて、恵比寿の客単価が2万円を超えるような良いレストランで働かせていただくことが出来ました。当時の経験から、今でも「レストラン」というのが僕の料理の主軸になっています。約二年半そこで修行させていただいて、24歳で長野に帰ってきました。
――20代前半と、まだ若いうちにUターンすることを決めたのはどんな理由があったのでしょうか。
そんな大それたことではなくて、人間らしい理由ですよ。実は僕は、18歳で上京して以来、長野市にいる彼女とずっと遠距離恋愛をしていたんです。ずっと「いつ帰ってくるの?」「帰って来ないなら私が東京に行く」と言われていたんですが、「修行中の身で東京に来てもらっても責任が負えないしなぁ」と決めきれずにいました。
24歳になる頃に、とうとう彼女から「結婚するか別れるか決めて」と提示をされたんです。そこでようやく、「いずれ長野に帰ってお店を持つつもりなら、長野と東京じゃニーズも違うだろうし、早いうちに地域のニーズを知っておいた方がいいだろう」と覚悟を決めることにしました。そうして長野に帰って来て彼女と結婚をし、お店を持つ準備を始めることにしたんです。
自分ならもっといい料理が作れる。そう意気込んで地元に飛び込んだ
――帰ってきてから実際に自分のお店を持つまでは、どのような経緯がありましたか?
正直な話、当時は須坂にまだいいお店がなくて。最初は長野市のレストランで1年半ほど働かせてもらいながら、長野の客層や飲食業界事情を学びました。そのうちに、SABO須坂店がオープンしたので、こちらに移ってきた形です。
――「ここだったら働いてみたい」と?
初めは、「須坂に新しいイタリアンのお店ができたんだ!」と思って、とりあえず食べに行ってみたんです。昔からよく通っていた道だし、お客さんがすごく入っていてうれしい気持ちもあって。
でもいざ行ってみたら、正直自分としては「須坂ではこういうお店が受けるの?」とどこか違和感を感じたんです。今だから言える話ですが、「俺だったらもっとおいしい料理が作れる!」と思って、SABOに入ったんですよ。
――なるほど。そういった理由だったんですね。
SABOに入ってからは、まずは店の料理を覚えながら徐々に自分のスタイルを出しつつ、年々ポジションを上げていきました。4年目で店長を任せられるようになってからは、自分の好きなやり方を試してみようと思い、現在のSABOにつながる「レストランよりリーズナブルかつ同等のクオリティの料理を提供する」というスタンスのカジュアルなイタリアンにしていきました。
そこで「これなら自分でお店ができる」と手ごたえを感じて、独立しようと決めたんです。当時のオーナーに話をしたら、「どうせ須坂で独立するつもりなら、このままSABO須坂店を君にあげるよ」と言われて。
――そこで「自分で立ち上げたい」とは思わなかったのですか。
思いませんでしたね。もちろん悩みはしましたよ。でも、「自分で店をやりたい」と思ってはいましたが、それは店を持つこと自体が目的ではなくて。僕は、誰にも何も言われずに自分の好きな料理が出せさえすればよかったんですよ。だから、SABOの売り上げやお客さんを手放してまで一からやる意味はないなと。
周りからは、「せっかく自分でやるのに、前のオーナーがつけた名前のままでいいの?」とよく言われましたが、僕としてはむしろ名前を変える意味が分からなくて。今の名前で須坂市内で知名度があるんだし、それを捨ててまで自分を貫き通す必要があるかな?と。
だから、2023年に個人事業主から法人化をした時も、社名はそのまま「株式会社SABO」にしたんです。法人化自体は、税金の問題もありましたし、今後多店舗展開を目指す上で必要だったのですが、特に自分で考えた会社名にしたいとは思わなくて。性格的に、そういう部分は全然気にならないんです。とにかく僕は、自分の好きな料理を提供できさえすればそれで良いんです。
インタビュー後編では会社を引き継いでから見えてきたギャップや、仲間と一緒に須坂を盛り上げていきたいという思い、今後の展望についてお聞きしました。
SABO須坂店のInstagram
SSSコラム⑪長野県における起業家の資金調達
県内全エリア
担当:SSSコーディネーター森山
SSSコーディネーターの森山です。
2024年も残すところわずかになりましたが、今年最後のコラムとして長野県内における資金調達についてご紹介したいと思います。
起業・創業を目指す方、すでに事業を営んでいらっしゃる方々にとって、その事業に資金が必要なのは共通の事項かと思います。長野県内には様々な資金調達手段がありますので、今回はその方法と、それぞれの特徴についてご紹介させて頂きたいと思います。
SSSにご相談いただく方々が資金調達で活用される選択肢は、主に以下の5つに大別されており、これらを複数組み合わせて必要資金を確保する方もおられます。
- 自己資金(含親族・友人からの資金)
- クラウドファンディング(以下、CF)
- 金融機関からの融資(県の制度融資、各金融機関の融資)
- ファンドからの出資(信州SSファンド)
- 国・県・市町村・経済団体等からの補助金等
まず事業に必要な資金がそれほど多くない事業を予定されている場合、①の自己資金を活用するケースがあります。自己資金のメリットは、自分自身の資金でリスクをとっているため、誰にも何も言われない自由があることです。また、ご自身が想定している事業内容・事業計画資料を作成して第三者に説明する必要もありません。(事業計画の作成は慣れていないと、人によっては結構大変なこともあります)
一方で、②~⑤は全て自分以外の第三者の資金を活用するため、事業内容をそれぞれの資金調達方法や資金調達コストに見合った形で、説明する必要があります。その手間暇やコストの見返りとして、自己資金では賄えないようなリスクや事業規模に対応することができるようになります。
第三者からの資金としての②CFは、活用ケースが多い購入型を前提として簡単に触れさせて頂きます。(その他、株式投資型等の形態もあり)購入型のCFでは、自社の商品やサービス、またはその一部等を提供する(または提供を約束する)見返りに、一般に広く資金を募集する方法です。主に商品やサービスを目的として資金を提供するユーザーと、その事業自体を応援する気持ちで資金提供を行うユーザーが存在します。これらのユーザーに対する、自社商品・サービスの認知度向上や、前売り、顧客の囲い込みなどを目的としてCFを活用するケースが多いように思います。一方で、CFによる資金調達コストは、他の調達手段よりも比較的高く、主にサービス利用の手数料は調達金額の10-20%程度が相場です。この調達コストに見合うメリットが得られると判断できれば、資金調達手段の有力な選択肢になるかと思います。
次の③金融機関からの融資は、多くの個人・法人が利用する資金調達方法かと思います。今回は創業・起業を目指す方々に多く活用いただいている創業融資を簡単にご紹介させて頂きます。長野県には創業5年未満の方が利用できる、「信州創生推進資金(創業支援向け)」という融資制度があります。これは金利が基本的に1.1%に設定されており、比較的低コストで資金を確保できる手段として、多くの事業の有力な選択肢となりえるかと思います。
(ご参考:長野県中小企業融資制度(信州創生推進資金(創業支援向け))/長野県)
その他、県内の各金融機関においても、それぞれ融資を行って頂いておりますので、上記融資制度とともに比較検討頂ければと思います。
そして、④ファンドからの出資(信州SSファンド)については、資本出資が主であるため、他の資金調達方法と比較して調達コストは高くなる一方で、他の調達方法では対応できない高リスクの事業に対して資金を供給することが可能です。(※投資対象は株式会社に限ります)他の資金調達方法で十分な資金が確保できなかった場合、①~③、⑤との組み合わせも当然可能ですので、信州SSファンドからの出資も含めてご検討頂ければと思います。
(ファンドや資本出資について詳しく知りたい方はSSSへ是非ともご相談ください)
(ご参考:信州スタートアップ・承継支援ファンド(信州SSファンド)/長野県)
最後に⑤補助金等による資金ですが、こちらは自治体や経済団体が提供するケースが多く、基本的に返済不要の資金です。そのため、多くの起業家の方々がその活用を検討されることも多い資金調達方法の1つです。ただ、補助金等の支給にあたっては様々なルール、制約等がありますので、それらにご自身の事業が適合する場合は是非とも活用を検討頂ければと思います。(制約等例:審査があり必ず利用できるわけではない、審査用の提出書類が多い(=作成コストがかかる)、経費の1/2,2/3分を支給(全額ではない)、一旦自社で立替し年度末に支給、特定の費用項目・用途にのみ対応、特定の時期のみ募集、特定のビジネス・形態にのみ支給等)
なお、各自治体や経済団体が設定する補助金の対象範囲、申請方法などの詳細については、設定する自治体または経済団体へご確認いただければと思います。
以上、長野県内で主に活用できる資金調達方法をご紹介させて頂きました。今回ご紹介させて頂いた資金調達方法にご興味・ご関心ある方は、それぞれの資金供給者に直接ご連絡頂いても良いですし、もし迷われていたり、更に詳しく知りたい方はSSSにご相談いただければ、事業内容・リスク・ステージに合った資金調達方法を探すお手伝いをさせて頂きますので、お気軽にご連絡頂ければと思います。
以上
SSSコラム⑩信州での観光業・宿泊業の起業にあたり
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木曽エリア
飯田エリア
伊那エリア
諏訪エリア
上田エリア
佐久エリア
担当:SSSコーディネーター佐藤(中小企業診断士)
こんにちは、SSSコーディネーターの佐藤です。
(※本コラムの内容は執筆者個人の見解であり、長野県やSSSの公式見解ではありません。)
皆さん、最近はどこかに観光で訪れたり、旅館ホテルなどに宿泊されましたか?
旅の目的や誰と行くのかによっても、訪れる場所や泊まる施設の選び方は様々かと思います。またBtoCビジネスである観光業・宿泊業は、それを営む事業者自身も一顧客となり得るため、起業にあたっては「自分だったらどういう体験や価値提供を受けたいか」という顧客視点に立ってサービス内容等を考えることもできるのではないでしょうか。
信州は美しい自然環境や歴史的な観光名所など、豊富な地域資源がある場所として知られています。その魅力を活かした観光業・宿泊業のビジネスは、多くの創業希望者にとって魅力的な選択肢となっており、SSSにおいても観光・宿泊関連のご相談を多くお受けします。以下に、創業にあたり抑えておきたいポイントをご紹介します。
まず、ビジネス計画の作成が重要です。事業の目的やビジョン、ターゲット市場(物理的な場所を含む)の分析、競合状況の把握など、具体的な計画を立てることが成功の基盤となります。信州の観光業・宿泊業は競争が激しいため、差別化戦略や独自の価値提案を考えることも重要です。
次に、資金調達の方法を検討しましょう(詳しくは「資金調達」のコラムを参照)。新規創業の場合、銀行からの融資や地方自治体の支援制度を活用することが一般的です。また、事業承継という手法もあります。ゼロイチではなく、既存の宿泊施設等を買収するなどの方法もあります。検討にあたっては「事業承継・引継ぎ支援センター」や民間のM&Aプラットフォーム(TRANBIやBATONZなど)を利用することも有用です。
さらに、地域との協力関係を築くことも重要です。地元の観光協会や商工会議所などの組織と連携し、地域の特産品やイベントとのコラボレーションを図ることで、地域の魅力を最大限に引き出すことができます。また、地元の人々との関係を築くことも大切であり、信頼関係を構築することで地域の支持を得ることができます。
マーケティング戦略の構築も欠かせません。信州の観光業・宿泊業は季節によって需要が異なるため、需要の波に合わせた戦略を立てることが重要です。例えば、冬季はスキーリゾートや温泉旅館への需要が高まるため、その時期に合わせたプロモーションやイベントを企画することが有効です。
創業希望者は、信州の地域特性や需要動向を十分に調査し、自身のビジネスアイデアに合わせた戦略を練ることが重要です。
信州の観光業・宿泊業は、地域の魅力と資源を最大限に活かしたビジネスが求められています。自然環境や文化遺産を活用した体験型プランの提供や、地元食材を使用したグルメツアーの企画など、地域の特色を生かしたサービスを提供することが成功の鍵となります。また、最新の技術やインターネットを活用したマーケティングや予約システムの導入も重要です。
先ほども書いた通り、信州は四季折々の美しい景色や豊かな自然があり、多くの観光客・宿泊客が訪れます。しかし、競争も激しいため、ビジネスの差別化、「尖った」サービス・顧客体験価値の提供が求められます。例えば、バリアフリー対応の宿泊施設やペット同伴可の宿泊施設、サウナも楽しめる施設など、ニーズの多様化に応えるサービスを提供することで、競争力を高めることもできます。
またオペレーション面からも事業コンセプトを検討することも重要です。コストとのバランスの中で、「表は非効率」だけど「裏では徹底した効率化」を目指すのかなど、どこに人手を掛けるのか・掛けないのかのメリハリをはっきりさせることです。
長野県では、信州スタートアップステーションをはじめ、スタートアップ支援・起業創業支援のコーディネーターや相談員が活動しており、創業希望者への支援を行っています。これらの専門家の助言やアドバイスを受けることで、より確かなビジネス計画や戦略を立てることができます。また、地域の商工会議所や観光協会などの組織も、創業希望者に対して支援プログラムや情報提供を行っていますので、積極的に利用しましょう。
信州の観光業・宿泊業ビジネスは、地域の魅力を最大限に引き出し、訪れる人々に素晴らしい体験を提供することが求められます。観光地の開発や宿泊施設の運営は、地域の活性化にも大きく貢献することができます。また観光業・宿泊業ビジネスは顧客の反応がダイレクトに感じられる(打ち手の効果の有無もダイレクトに分かる)ため、非常に面白さがある業種だと思います。個人的には、マーケットインのアプローチも重要ですが、サービス業として創業者自身が「面白い・楽しいと思えること、自身の施設などを使って『遊ぶ』姿勢」を持って様々な特徴あるサービスをプロダクトアウトのアプローチで提供することも必要なのではと思います。
創業希望者の皆さんが、信州の観光業・宿泊業ビジネスの創業に成功し、地域経済の発展に貢献いただくことを願っています。
【SSSW コラム】改めまして、SOUのご紹介と2024の振り返り
県内全エリア
長野県では、「日本一創業しやすい県づくり」を目指し、相談窓口での相談・助言、ホームページやFacebook等による創業支援策などの情報提供、各種創業セミナーの開催、地域の支援機関と連携による支援を行っています。
信州スタートアップステーション(SSS)は、長野県が設置する創業支援拠点です。SSSは、金融機関や商工団体等の創業支援に携わる機関や先輩起業家との連携によるスタートアップエコシステムの中核となり、県内経済を担う次世代産業の創出を目指す拠点です。
SSSの中で、女性に特化した支援活動を、ということで立ちあがったのがSOU(ソウ)です。
「それぞれの女性の、それぞれの起業に。」をかかげ、起業・創業にハードルを感じている方や、事業アイディアのブラッシュアップしたい方など起業に関する相談をはじめ、仕事と家庭・子育てとのバランスで今後の働き方に悩んでいる方など、幅広く女性を支援をしています。
SOUの活動は、大きく分けて2つあります。
ひとつめは、メンタリング(個別相談)です。様々な働き方、生き方を実践している多様なメンターが数多くの相談を受けてきました。2024年度は県外からの相談者が多かったことが特徴です。Iターン、Uターンを見越して「あたらしく始めたい!」という方々のサポートができました。また、1度の相談だけでなく、複数回、中長期的な相談が増えてきました。「異なるメンターとのメンタリングにより、いろいろな視点に気づけた」という話もありました。
ふたつめの活動は、イベントやセミナーです。SOUとしてのイベントだけでなく、メンターのみなさんとコラボ企画としてのイベントも開催しました。イベントでは、参加者のみなさん同士の交流を大事にするなど、地域のコミュニティとなるよう取り組んできました。結果として、イベントを通じて顔見知りになり、応援しあうような関係性も生まれています。
SOUでは、「事業を起こす」ことだけを起業とはしていません。1人ひとりが、それぞれの生き方を体現するきっかけをつくり、伴走してきました。
2025年も、多くの女性が自分の生き方を体現できるよう、支えていきたいと思います。
自分のやりたいことを“伝える”力
県内全エリア
信州スタートアップステーション(SSS)は、起業・創業にハードルを感じている方や、事業アイディアのブラッシュアップしたい方など起業に関する相談をはじめ、仕事と家庭・子育てとのバランスで今後の働き方に悩んでいる方など、幅広く女性を支援をしています。
事業を起こす時、あるいは事業ではなくても自分のやりたいことを伝えて協力者を募ったり、想いを多くの人に知ってほしいとき、皆さんはどうしていますか?
今回は、動画を通じて「伝える」プロの中山望さんを講師にお迎えし、「人に伝えるとは?」というところから、多くの人に伝わる動画作成やSNSのコツをお聞きします。また、その背景にある中山さんがなぜ伝えることを仕事にしているのか、その先で見たい社会についてもお伺いできたらいいなと思っています。
現在埼玉県在住ですが、長野県のご出身。PTA会長、経営者、3児の母、大学講師…などさまざまな顔を持つ中山さんをお迎えしてのランチタイムの60分です!
【イベント詳細】
日時:2024年1月24日(木) 12時~13時
形式:オンライン(Zoomウェビナー)
参加費:無料
お申し込みはこちらからお願いします!
https://zoom.us/webinar/register/WN_85wzR_CtRL2-d1K46NfoSA
【タイムスケジュール】
12:00~オープニング(セミナーの趣旨説明、登壇者紹介(10分))
12:10~中山望さんと渡邉さやかさんとのクロストーク&質疑応答(45分)
12:55~クロージング(SSS個別相談案内(5分))
【ゲストプロフィール】
中山望(なかやまのぞみ)さん
株式会社 ホープ・ラボ 代表取締役
長野県千曲市出身。大学卒業後、NHK等でTVディレクターとして情報番組や報道に従事。現在は、動画制作・プロモーションを手掛けると同時に、スマホを使用した撮影・編集技術、SNS×動画販促のセミナー講師として年間2,000人以上に指導を提供。
小6・小4・小1の3児の母として、現在小学校のPTA会長を務める他、経済産業省よろず支援拠点コーディネーター等も務める。2024年3月、長野県立大学大学院SI研究科 修了。日本政策金融公庫、日経Xウーマンなどで連載中。文京学院大学非常勤講師「メディアコンテンツ論」担当。
【こんな方におすすめ】
✔️起業や事業を考えている女性
起業や創業に興味はあるが、ハードルを感じている女性や、事業アイディアをブラッシュアップしたいと考えている女性
✔️仕事と家庭・子育ての両立に悩む女性
仕事と家庭、または子育てのバランスについて悩み、今後の働き方やキャリアについて考えている女性
✔️自己表現や発信力を高めたい女性
自分のやりたいことや思いを効果的に伝える方法を学びたい女性、特にSNSや動画を活用して情報発信を行いたいと考えている女性
詳細情報
https://www.facebook.com/events/809381708053044/?ti=ls
長野県 事業継承 マッチングフォーラム
県内全エリア
【概要】
「地域で事業を始めたい」「⼀⽣懸命育てた事業を誰かに継いでもらいたい」という2つの想いをつなげるイベントを開催いたします!
地域に愛され熱意をもって事業に取り組みながらも、承継に困っている事業者をお呼びして、ご⾃⾝の事業の魅⼒をお話いただきます。
また、事業承継⽀援の専⾨家から、オープンネームによるマッチングについて講演いただきます。
【登壇者】
第一部:講演
(株)ライトライト / 江尻 竜也 氏 (営業部副部⻑・宮崎オフィス⻑ )
(株)トランビ / 鈴木 涼子 氏 (Social Business Development 兼 Corporate Communication Director )
第二部:事業承継プレゼン
レストランマルシェ / 原 正利 氏 (佐久市・飲食店)
洋食飯屋 mamaya / 小林 光義 氏 (富士見町・飲食店)
フレッシュストアー レインボウ / 富井 一 氏 (野沢温泉村・スーパーマーケット)
【日程】
2025年1月27日(月)13:30 ~ 16:30
※ 15:40 ~ 16:30 は現地参加者向け交流会
【会場】
信州スタートアップステーション 松本
松本市大手3丁目3番9号 NTT東日本大名町ビル 1F ICT拠点施設(サザンガク内)
【ZOOM お申し込みリンク】
https://zoom.us/webinar/register/WN_rpAP0qw-Txmz1bWLwSFITg#/registration
自分のやりたいことを“伝える”力
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事業を起こす時、あるいは事業ではなくても自分のやりたいことを伝えて協力者を募ったり、想いを多くの人に知ってほしいとき、皆さんはどうしていますか?
今回は、動画を通じて「伝える」プロの中山望さんを講師にお迎えし、「人に伝えるとは?」というところから、多くの人に伝わる動画作成やSNSのコツをお聞きします。また、その背景にある中山さんがなぜ伝えることを仕事にしているのか、その先で見たい社会についてもお伺いできたらいいなと思っています。
現在埼玉県在住ですが、長野県のご出身。PTA会長、経営者、3児の母、大学講師…などさまざまな顔を持つ中山さんをお迎えしてのランチタイムの60分です!
【イベント詳細】
日時:2024年1月24日(木) 12時~13時
形式:オンライン(Zoomウェビナー)
参加費:無料
お申し込みはこちらからお願いします!
https://zoom.us/webinar/register/WN_85wzR_CtRL2-d1K46NfoSA
【タイムスケジュール】
12:00~オープニング(セミナーの趣旨説明、登壇者紹介(10分))
12:10~中山望さんと渡邉さやかさんとのクロストーク&質疑応答(45分)
12:55~クロージング(SSS個別相談案内(5分))
【ゲストプロフィール】
中山望(なかやまのぞみ)さん
株式会社 ホープ・ラボ 代表取締役
長野県千曲市出身。大学卒業後、NHK等でTVディレクターとして情報番組や報道に従事。現在は、動画制作・プロモーションを手掛けると同時に、スマホを使用した撮影・編集技術、SNS×動画販促のセミナー講師として年間2,000人以上に指導を提供。
小6・小4・小1の3児の母として、現在小学校のPTA会長を務める他、経済産業省よろず支援拠点コーディネーター等も務める。2024年3月、長野県立大学大学院SI研究科 修了。日本政策金融公庫、日経Xウーマンなどで連載中。文京学院大学非常勤講師「メディアコンテンツ論」担当。
【こんな方におすすめ】
✔️起業や事業を考えている女性
起業や創業に興味はあるが、ハードルを感じている女性や、事業アイディアをブラッシュアップしたいと考えている女性
✔️仕事と家庭・子育ての両立に悩む女性
仕事と家庭、または子育てのバランスについて悩み、今後の働き方やキャリアについて考えている女性
✔️自己表現や発信力を高めたい女性
自分のやりたいことや思いを効果的に伝える方法を学びたい女性、特にSNSや動画を活用して情報発信を行いたいと考えている女性
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